メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

前夜、仕事終えて青森入り 好投のオールいわきク・猪狩翔 都市対抗野球東北2次予選

都市対抗野球東北2次予選第3代表決定トーナメント1回戦、トヨタ自動車東日本戦に先発したオールいわきクの猪狩翔平=青森県弘前市のはるか夢球場で2019年6月2日午前9時58分、磯貝映奈撮影

 第90回都市対抗野球大会の東北2次予選は2日、第3代表決定トーナメント1回戦があり、トヨタ自動車東日本に敗れはしたものの、オールいわきクラブの猪狩翔平(19)が好投を見せた。

 公式戦初先発は「合格点ではないけど、ベストは尽くせた」。キレのある直球と変化球を操る期待のルーキーは、四回に3点を失うまで昨年の第1代表を無失点に抑え、手応えをつかんだ。

 福島県楢葉町出身、175センチの右腕。両親の勧めで長野県の強豪、佐久長聖中へ進学し、3年時にエースとして県大会の頂点に立った。だが高校進学後は、硬式球に慣れるのに苦戦した。思うように結果が出せず、2年の秋にはベンチ入りを諦めた。

 今年4月、就職を機に6年ぶりに地元の楢葉町へ帰った。「空気もおいしいし、家族がそばにいるから安心する」。10歳の時に東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を経験。親戚の家やホテルで避難生活を送った。それでも生まれ育った地元は、今も昔も変わらず大好きな場所だ。

 仕事が忙しく、今大会は楢葉町の職場と球場を2往復しながら出場。この日も前夜、仕事を終えてから青森入りしたが「試合に出る以上、チームに迷惑はかけられない」と奮闘した。

 地元に戻っても、野球はやらないつもりだったが、上司に誘われてチームに加入。高いレベルで戦ってきただけに期待は大きい。8日に始まる全日本クラブ野球選手権福島県大会に向けて「期待に応えられるように頑張りたい」と意気込んだ。【磯貝映奈】

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 交番で警官刺され拳銃奪われる 犯人は逃走 大阪・吹田市
  2. 札幌女児衰弱死 猫13匹を母親宅で保護 交際相手宅でも8匹 ガリガリに痩せ数匹治療中 保護団体
  3. YOSHIKIさん謝罪 ジャッキー・チェンさんとの会食、ツイッターで公表後に 
  4. 暴言 女性教諭、児童に「ぶち殺す」 「アホ」「バカ」も
  5. 暴言 支援学級担任が「色気付きやがって」 生徒不登校に

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです