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90回目の都市対抗で優勝を 100周年のJR東日本東北 130周年の日本生命

JR東日本東北が53年ぶりの出場を果たした第66回都市対抗野球大会の初戦で、延長十回表に決勝本塁打を放った選手を歓喜の表情で迎えるナイン=東京ドームで1995年7月23日

 13日開幕の都市対抗野球大会は、今回が90回目で一つの区切りを迎える。出場チームの中には、今年が創部や会社の創業からの節目に当たるところもあり、「記念すべき年に優勝を」と闘志を燃やしている。

 JR東日本東北(仙台市)は今年、1919(大正8)年の創部から100周年を迎えた。その歴史は都市対抗よりも古く、27(昭和2)年に開かれた第1回大会にも出場している。当時のチーム名は「仙台鉄道局」。その後も毎年のように出場し、都市対抗の常連で知られた。

 戦後は低迷が続いたが、87年の国鉄民営化に伴って「JR東日本東北」として再スタートを切ると、95年に53年ぶりの都市対抗出場を果たし、ベスト8まで勝ち進んだ。東日本大震災で被災した2011年には、チーム一丸となって苦難を乗り越え、初のベスト4に輝いた。

 今年は予選の全試合を白星で飾る快進撃で、4年ぶり26回目の出場を勝ち取った。15日の初戦に向けて小笠原涼介主将(28)は「100年続いているのは社員の皆さんの支えがあってこそ。勝利だけにこだわらず、はつらつとしたプレーを見せたい」と意気込む。

 1889年の創業から130周年の日本生命(大阪市)は今年、応援用ユニホームを2万4500着作った。赤色を基調とした野球部ユニホーム(ビジター用)のレプリカで、「社内の一体感醸成」(同社)が目的だ。社員向けに販売している。

創業130周年を記念して作られた日本生命野球部のユニホームのレプリカ=大阪市で2019年7月9日、岡村崇撮影

 野球部は都市対抗で優勝4回を誇る強豪。昨年は出場を逃しただけに、創部90周年で60回目の出場と節目が重なる今年に懸ける思いは強い。17日が初戦で、ユニホーム作製を企画した総務部に所属する本多省三さん(48)は「スタンドを真っ赤に染め、勝利に導きたい」と応援に力が入る。

 新しいチーム名で臨むところもある。日本製鉄鹿島(茨城県鹿嶋市)はこれまでの「新日鉄住金鹿島」から名称変更し、親しまれてきた「住金」の文字が消えた。会社の名称変更によるもので、他にも2チームが新たに日本製鉄の名で出場する。【藤田花、岡村崇】

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