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野球の奥深さ学ぶ 社会人からプロ目指す 「根尾世代」のルーキー・NTT西の小泉捕手 都市対抗野球

【大阪市(NTT西日本)-日立市(日立製作所)】試合中、投手の投球練習の相手を務める大阪市の小泉航平捕手=東京ドームで2019年7月23日、丸山博撮影

○日立市・日立製作所3―2大阪市・NTT西日本●(23日・東京ドーム)

 第90回都市対抗野球大会第11日の23日、準々決勝で敗れたNTT西日本(大阪市)の小泉航平捕手(18)は、昨年の甲子園で春夏連覇を果たした大阪桐蔭のメンバーだった。ルーキーとして社会人野球の頂点を争う大会に参加し、「すごくいい経験になった。プロに指名される選手になるため、力を蓄えたい」と将来を見据えた。

 大阪桐蔭では正捕手として活躍。昨年のセンバツと夏の甲子園を制し、同一校としては史上初となる2度目の春夏連覇を達成した。チームメートは根尾昂(あきら)選手(中日)や藤原恭大(きょうた)選手(ロッテ)ら4人がプロ入りし、「最強世代」と呼ばれた。

 ただ、自身はプロ志望届を出さなかった。プロ野球選手になるのが目標だが、大阪桐蔭の西谷浩一監督から社会人の世界で実力を磨くことを勧められたからだ。プロに行かなかったチームメートの多くが大学野球の道へ進む中、あえて社会人を選択。この春、NTT西に入社した。

 それから数カ月。「進路として、社会人を選んでよかった」と感じている。投手の投球の組み立て方などが細やかで、野球の奥深さを改めて教えられた。春には公式戦デビューを飾り、マスクもかぶった。「一発勝負の夏の高校野球よりも一球の重みがある。捕手として、配球の仕方をしっかり考えないといけない」と懸命に野球と向き合う。

 今大会は出場の機会がなく、試合中は主にブルペンで待機。救援登板に備えて肩を作る控え投手の球を受けた。「自分も試合に出たい気持ちが強かったが、全力で投手を支えた」と黒衣役に徹した。

 チームはこの日、相手にリードを許す苦しい展開に。4投手の継投となり、ブルペンも忙しく動いたが、逆転できないままゲームセットとなった。「全国のチームの強さを実感した。次は試合に出て、自分が優勝させたい」と話し、初めての東京ドームを去った。【岡村崇】

◇決勝まで無料ライブ中継

 毎日新聞では公式サイト(https://mainichi.jp/ama-baseball/kurojishi/live/)で決勝までの全試合を無料ライブ中継している。

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