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多少の失敗も中堅・ベテランがカバー トヨタ監督の思いサヨナラに結実 都市対抗

【大阪市(日本生命)-豊田市(トヨタ自動車)】延長タイブレーク十二回裏豊田市1死満塁、サヨナラ犠飛を放ち祝福される樺沢(右)=東京ドームで2019年7月23日、矢頭智剛撮影

○豊田市・トヨタ自動車5―4大阪市・日本生命●=23日・東京ドーム

 タイブレークに入った延長十二回1死満塁。豊田市の主将・樺沢の打球が右翼へ高々と上がった。フェアかファウルか微妙な当たりだったが、右翼手が捕球(審判の判定はファウル)。タッチアップした三塁走者の辰巳が本塁に滑り込み、4時間13分の激戦に幕が下ろされた。

 延長十二回無死一、二塁から始まるタイブレーク。先攻の大阪市は無得点で、豊田市は1点奪えばサヨナラ勝ちだった。

 新人の1番・逢沢が送りバントを失敗したが、3年目の小河が右前打でつないだ。経験豊富な29歳の樺沢は、バックホームに備えて前進守備の外野手を見て「ミートをすれば外野の頭を越えてくれる」とリラックスして右打席へ。「ここ一番は全力投球のはず」と相手の5番手・阿部の得意なフォークボールは捨てて直球に狙いを定めた。そして思惑通りに来た4球目の真っすぐを打ち上げた。

 昨年の都市対抗は2回戦で同じ東海地区の名古屋市・JR東海に敗れ、日本選手権も1回戦で姿を消した。立て直しを図るため、昨年就任した藤原監督は「日本一を狙い続けられるチーム」を掲げ、若手を積極的に起用。多少の失敗があっても樺沢ら中堅・ベテランがカバーする陣を敷いた。

 監督の思いが結実したサヨナラ劇。第86回大会(2015年)準々決勝で同じ延長タイブレークの末に敗れた大阪市に借りを返し、初優勝した第87回大会(16年)以来の4強進出を果たした。東海の雄が乗ってきた。【石川裕士】

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 毎日新聞では公式サイト(https://mainichi.jp/ama-baseball/kurojishi/live/)で決勝までの全試合を無料ライブ中継している。

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