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第90回都市対抗野球

千葉市6-4豊田市(その2止) 豊田市、堅守に乱れ

【豊田市(トヨタ自動車)-千葉市(JFE東日本)】四回裏千葉市無死一塁、長谷川の遊ゴロから併殺を狙って転送を受けた二塁手・北村(中央)が失策。無死一、二塁となる=東京ドームで2019年7月25日、久保玲撮影

 目前に迫った2度目の黒獅子旗をつかみ損ねた。準決勝までの4試合でわずか1失策だった豊田市は、鍛えてきた堅守にほころびが出たのが痛かった。

 同点とした直後の四回無死一塁。この回から登板した2番手左腕・村川にとっては、内野ゴロを打たせて併殺に仕留めたい場面だ。狙い通りに遊撃手・樺沢の正面にゴロを打たせた。ところが、樺沢からトスを受けた4年目の二塁手・北村が落球。昨年のアジア大会で社会人日本代表に名を連ねた名手は「打球が高くはねていて、二つアウトを取ろうと急いでしまった」と悔いた。2死走者なしとなるところが、一転して無死一、二塁のピンチを招くと、その後、単打5本を許して一挙4失点。六回に北村が適時打を放つなど2点差まで追い上げたが、14年目の抑え・佐竹を送り込む前に試合の行方が決まってしまった。

 昨年12月に就任した藤原監督は「自分たちにコントロールできることはしっかりやる」と中継プレーやカバーリングなど「当たり前のプレー」を徹底的に鍛えてきた。接戦に強いチームカラーも安定した守りを土台にしてこそだったが、たった一つのミスを千葉市に突かれた。

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