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日本製鉄鹿島の「完全試合左腕」能間が復調 前回敗れたJFE西に雪辱

【JFE西日本-日本製鉄鹿島】日本製鉄鹿島の2番手・能間=京セラドーム大阪で2019年10月26日、小松雄介撮影

社会人野球日本選手権 ▽1回戦 ○日本製鉄鹿島2―1●JFE西日本=京セラドーム大阪・26日

 日本製鉄鹿島の2番手左腕・能間は「相手は気にしないようにした」と言った。JFE西日本は前回準決勝で敗れた同業種のライバルだ。「自信のある球を投げることだけを考えた」。思い切りが好救援につながった。

 1失点で耐えた右腕・玉置を延長十一回から救援した。ハイライトはタイブレークに入った延長十二回無死一、二塁。能間は「犠打と犠飛で1点を与えるのはいい」と割り切った。送りバントを試みた8番・志賀を外角直球で捕邪飛に仕留める。後続も直球で打ち取り、サヨナラ勝ちを呼び込んだ。

 東洋大出の6年目。長年の課題だった制球難を克服し、都市対抗北関東2次予選では完全試合を達成した。だが「アウトの取り方にこだわり過ぎるようになった」。力みから再び制球を乱し、都市対抗本大会では救援で2試合計3回余りを投げるにとどまった。

 夏場に自分を見つめ直し「(自らに課す)ハードルを下げた」。変化球は高低、直球は内外角のコースだけを意識するようにした。上体が突っ込みがちになっていたフォームも、軸足に体重を残すように微修正すると直球の切れも増した。

 昨季までのエース・大貫がDeNA入りし、投手陣は33歳でコーチ兼任の玉置に頼りきりの状態が続く。次期エースの期待が高い左腕の復調は、ライバルへの雪辱以上の価値がある。【石川裕士】

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