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今時の野球応援グッズ、チームあれこれ趣向凝らし 社会人野球日本選手権

 野球観戦に欠かせない応援グッズといえば、何を思い浮かべるだろうか。京セラドーム大阪を舞台に熱戦が続く第45回社会人野球日本選手権大会でも、来場者は各チームが用意した多彩な応援グッズでチームの勝利を後押しする。どんなアイテムを使っているのか、ちょっとのぞいてみた。

赤いレプリカユニホームを身につけ、スティックバルーンをたたいて応援する日本生命のスタンドの観客=京セラドーム大阪で2019年11月1日午後0時18分、川村咲平撮影

赤いスティックバルーン

 11月1日、日本生命(大阪)とJR九州(福岡)が対戦した第1試合は、どちらもチームカラーは赤で、スタンドも人々が赤いグッズで応援していた。観客が手にしている細長い物体は「スティックバルーン」と呼ばれる。聞き慣れないかもしれないが、社会人野球の応援ではおなじみ。2本セットで、来場者自ら付属のストローでふくらましてたたくと「ボンボン」という小気味よい音を発する。

 三塁側のJR九州は今夏、3年ぶりの都市対抗出場に合わせ、スティックバルーンのデザインを一新した。九州新幹線「つばめ」のイラストが印象的だった。

 一方、一塁側の日本生命の真っ赤なバルーンには、社名とともに「Play,Support」の文字が。2020年の東京五輪・パラリンピックの機運醸成に向け、同社が掲げるスローガンだ。会社創業130周年記念で作製した赤色のユニホームを着用して応援する社員も多く、担当者は「好評です」。真っ赤に染まったスタンドは、一体感を醸し出す。

タオルを揺らして応援歌を歌う日本製鉄鹿島の応援スタンドの観客。手には応援歌の歌詞が書かれたうちわが握られていた=京セラドーム大阪で2019年11月1日午後3時56分、川村咲平撮影

うちわとマフラータオル

 続く第2試合は、日本製鉄鹿島(茨城)とJX―ENEOS(神奈川)の対戦。スタンドに目を向けると、第1試合と打って変わり、来場者の手にはうちわとマフラータオルが握られていた。

 「実は昨年までスティックバルーンを使っていましたが、今年からうちわに変えました」と話すのは、日本製鉄鹿島の担当者。家でも使えるうちわを採用し、ゴミ削減を狙っているそうだ。タオルは、今年4月の社名変更に合わせて新たに導入したアイテムだ。

 七回裏、日本製鉄鹿島の攻撃を迎えると、スタンドはチームの応援歌「レッツゴー!鹿島」が流れた。うちわにはみんなで歌えるように歌詞が記されている。来場者はタオルを左右に振りながら、口ずさんでいた。

 佳境を迎える日本選手権。各チームの担当者が、球場入り口で来場者に無料配布している応援グッズも多い。工夫を凝らしたアイテムを手に、社会人野球ならではの雰囲気を楽しんでみては。【川村咲平】

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