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度重なる消毒に無観客 いつもと違う都市対抗野球近畿2次予選 強豪敗れる波乱も

都市対抗近畿2次予選 日本生命のロゴ入りマスクを着用し、ベンチから見守る選手たち=京都市のわかさスタジアム京都で2020年9月1日午後1時8分、安田光高撮影

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 社会人野球最高峰の都市対抗野球大会の出場権を争う近畿2次予選が1日、京都市のわかさスタジアム京都で開幕した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、一般の観衆を入れない無観客という異例の開催。試合も本大会に歴代最多60回の出場を誇る日本生命が、初出場を目指すカナフレックスに23安打を浴びて敗れる波乱が起きた。いつもと違う2次予選のグラウンド内外を追った。

 第1試合開始の2時間半前の午前7時半。出場チームのマネジャーら大会関係者がバックネット裏のチーム関係者席や一、三塁側のベンチ、記者席など人が出入りする場所に消毒液入りの噴射機で散布した。「消毒液、最後まで持つかな」と心配する大会スタッフ。消毒は1試合ごとに行われた。

都市対抗近畿2次予選 第1試合終了後、消毒したベンチを拭くニチダイの選手たち=京都市のわかさスタジアム京都で2020年9月1日午後0時21分、安田光高撮影

 午前8時には第1試合に登場するニチダイと泉州大阪野球団の選手が球場入り。事前に体温や発熱の有無などを記入したチェックシートを提出した上で、入り口で消毒を行い、球場内に入場した。大会本部のスタッフが「今朝、体温を測っていない人はここで測ります」と呼びかけた。

 午前10時、試合開始。これまではボールボーイやファウルボールの回収は野球部の大学生にアルバイトを依頼していたが、万が一、学生に感染者が出た場合を考慮し、今回は出場チームのベンチ外メンバーが担った。

 社会人野球の醍醐味(だいごみ)でもある応援も、今予選では禁止。例年、初戦から応援団が駆けつける日本生命だが、この日のベンチ上は空っぽだ。「応援団がいないとさみしいな」とは十河章浩監督。カナフレックスとの対戦は延長十二回タイブレークの大熱戦で、いつもなら球場全体が盛り上がる場面で「いける、いける」「ナイスピッチング」など選手の声だけが響いた。

 異例の開幕の幕引きは日本生命の敗戦となった。2015年に橋戸賞を獲得した日本生命の右腕・藤井貴之が決勝点となる延長十二回に押し出し死球を出した。十河監督は「投手陣は仕上がっていたが……」とうなり、予想だにしない結果に首をかしげていた。【安田光高】

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