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元4番健在 全足利ク・一沢 ルーキーたちをドームへ 市民らに感謝

【茨城トヨペット-全足利ク】五回裏全足利ク1死二塁、近藤の適時二塁打で生還した一沢孝一(左)=群馬県太田市で2020年9月30日、円谷美晶撮影

 第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)の北関東2次予選は30日、群馬・太田市運動公園で第1代表決定トーナメント1回戦があり、全足利クは9―1で茨城トヨペットに圧勝し、10月1日の2回戦に進出した。

 全足利クは若いチームだ。この日も先発メンバーのうち4人をルーキーが占め、14安打を集めて9得点をたたき出した。だが、チームは第85回大会(2014年)以降、本大会から遠ざかっている。そんな中でチームをけん引しているのが野手最年長31歳のコーチ兼任内野手、一沢孝一。この日も指名打者として2安打をマークした。

 「若い力で走者をためたところで、(走者を)掃除してほしい」。椎名博士監督は一沢に託した役割をそう説明した。だが、二、三、五回の計3打席はいずれも走者なし。走者を還すことを意図しての起用だったが、安打と敵失に乗じて全打席で出塁し、いずれも自ら生還した。「何がチームに効果的かを考えて、まず塁に出て上位に回そうと思った」と、想定外の場面にも経験が生きた。

 神奈川県出身。横浜商大高から作新学院大に進み、全足利クに入団した9年目だ。本大会出場は3年目に経験している。本業は足利市職員。元々は市職員のチームだったが、最近は別の地元企業で働く選手も増えてきた。平日はそれぞれの勤務を終えてから、夜間に3時間半ほど練習を行っている。

 今季、チームは全日本クラブ選手権優勝を目指して始動したが、新型コロナウイルスの感染拡大により大会は中止になった。チームも4月から1カ月以上、全体練習をできずにいた。全国の自治体がいわゆる「10万円給付」の給付作業に追われたが、自身も関わり、市民生活への影響を肌で感じた。そんな中で「快く送り出してく…

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円谷美晶

毎日新聞東京本社運動部。1985年、東京都生まれ。2009年入社。北海道報道部、千葉支局を経て、東京社会部では気象庁や東京都庁を取材。18年から東京運動部で五輪取材班となり、体操、トライアスロンなどを担当。高校までの部活動は陸上で中・長距離の選手。いつも皇居周りを走っていた。

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