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第91回都市対抗野球大会(毎日新聞社など主催)に出場している日本新薬(京都市)の内野手、大畑建人選手(29)はチームメートから「Are you ready?リーダー」と呼ばれている。投手や内野手などポジションごとに2020年から導入された「リーダー制」で、ベンチからチームを鼓舞し、裏方として率先してチームを支える役目だ。「自分のような選手もチームには必要なのかな、と思っている」。25日の初戦でもベンチから人一倍、大きな声で応援するつもりだ。【中島怜子】
入社7年目。神村学園(鹿児島県)では3年生の時にセンバツに出場し、本塁打を放ったこともあった。大阪体育大に進学後、「絶対に迷惑はかけない。自分で就職先を決めてくるから」と両親に宣言し、日本新薬に入社。都市対抗や日本選手権大会でも主軸を任され、2016年に腰を痛めて手術した後も活躍してきたが、最近は先発から外れることも珍しくなくなっていた。
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