社会人野球の第91回都市対抗野球大会は第6日の27日、1回戦2試合と2回戦1試合。1回戦の第1試合は2年連続41回目出場の浜松市・ヤマハが、2年連続38回目出場で前回4強の日立市・日立製作所に9―0で完勝した。日立市が敗れたことで、前回大会の4強全てが1回戦で敗退した。
浜松市は三回、8番・川辺の安打を足がかりに秋利の左前適時打、矢幡の2点二塁打などで5点を先取。五回の笠松の3ランなどで得点を重ね、先発・ナテルら投手陣が日立市打線を封じた。
浜松市・室田信正監督 打線が早い段階で機能してくれたのが大きかった。苦しんで勝った昨年大会の初戦と違い、今年はいい勝ち方ができた。(日立市先発の)青野投手対策としては「しっかりスイングしていこう」ということだけ呼びかけた。11月初旬にあったJABA伊勢・松阪大会が、選手の状態を見極めるいい機会になった。1番の秋利だけでなく、7番で起用して本塁打を放った笠松は伊勢・松阪大会で好調だったので、思い切…
この記事は有料記事です。
残り377文字(全文800文字)