第91回都市対抗野球大会は第7日の28日、2回戦3試合。第3試合は西部ガス（福岡市）が鷺宮製作所（東京都）に2―1で競り勝ち、初の準々決勝進出を果たした。

　鷺宮製作所は一回、1番・竹原が内野安打で出塁すると、犠打や四球で2死一、三塁の好機をつかみ、5番・吉浜が右前適時打を放ち、先制した。西部ガスは30日、ホンダと対戦する。

　四、五回と好機を逸していた西部ガスは六回、3番・井手が右中間へ大会第17号となるソロ本塁打を放ち、振り出しに戻した。続く七回には、8番・原田の左前打などで2死二塁とすると、2番・田場の左中間への適時二塁打で逆転。このまま逃げ切った。