都市対抗野球2022

もっと社会人野球

「胃がキリキリ」元選手、東京ドームで審判デビュー　都市対抗野球

　東京ドームでのデビュー戦は緊張と重圧から大量の汗をかき、脱水症状を起こしかけた。それでも無我夢中でやり遂げた。社会人野球で投手として4年間プレーした斎藤勝さん（38）。選手として目指し続けた大舞台に、審判員として帰ってきたのだ。　◇審判の世界へ導かれ8年　7月に開かれたアマチュア野球最高峰の第93

もっと社会人野球

担当記者は見た　ENEOS大久保監督の「何とかなると思わせる」野球

　「本当にこんなことがあっていいのかなと。ミラクルを起こしてくれとは言ったけど、本当にミラクルを起こしてくれました」。インタビューで涙ぐんだ指揮官。復帰から3年で日本一に導く快挙だ。その裏には選手を「本気」にさせる言葉があった。【浅妻博之】　◇「これは時間がかかる。大変だな」　低迷していたチームが、

第９３回都市対抗野球

NTT東メンタルトレーナー・若山裕晃さん　「引退後も役立つ力を」　選手、監督から厚い信頼　／東京

　第93回都市対抗野球大会で4強に進出したNTT東日本の選手たちを陰で支えてきたのが、メンタルトレーナーの若山裕晃さん（54）だ。チーム力を高めるためのプログラムを取り入れ、「いずれ引退して会社員になった時にも役立つ力を身につけてくれれば」と選手を見守ってきた。【南茂芽育】　7月1日、千葉県船橋市の

第９３回都市対抗野球

ENEOS優勝／下　チーム神奈川の底力　補強が奏功　若手、ベテラン躍動　／神奈川

　栄冠をつかんだENEOSの選手の中でも、4本塁打11打点の活躍で最高殊勲選手賞に当たる「橋戸賞」や新人賞の「若獅子賞」、打撃賞を獲得した外野手の度会隆輝や、投手陣で最年長ながら5試合すべてに登板し、13回を投げて失点0とフル回転した柏原史陽らの活躍が目立った。　これに加えて、都市対抗野球大会の醍醐

第９３回都市対抗野球

ENEOS優勝／上　「ここぞ」逃さぬ爆発力　一球への意識、培った「強化練習」　／神奈川

　社会人野球最高峰の第93回都市対抗野球大会は、西関東地区第2代表のENEOS（横浜市）が9年ぶり、史上最多を更新する12回目の優勝を果たし、幕を閉じた。苦難の時期も経験したENEOSが東京ドームで見せた強さの背景を、チームを担当した記者が探った。【牧野大輔】　「こんなことがあっていいのか。ミラクル

これぞミラクル　ENEOS、打率0割台のルーキーが同点弾　都市対抗

　ルーキーが最後に大仕事をやってのけた。29日の第93回都市対抗野球大会決勝（東京ドーム）で、歴代最多優勝を誇る横浜市・ENEOSが、前回覇者の東京都・東京ガスを5―4で降し、9年ぶり12回目の優勝を果たした。　ポジション争いが激しい横浜市。唯一の新人野手ながら、レギュラーをつかんだだけのものはある

記憶に残った一発攻勢　過去15年で最多49本塁打　都市対抗野球総括

　第93回都市対抗野球大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催）は29日の決勝で、横浜市・ENEOSが、前年王者の東京都・東京ガスに打ち勝ち、自チームの史上最多を更新する12回目の優勝を果たして閉幕した。東京オリンピック・パラリンピックによる日程変更で3年ぶりに夏開催に戻った大会は、過去15年で最多本塁打

連覇ならず　東京ガス・山口監督が果たせなかった「宿命」　都市対抗

　「宿命」と語った偉業にはあと一歩届かなかった。　29日に東京ドームであった第93回都市対抗野球大会で、史上6チーム目の連覇を目指した東京都・東京ガスは横浜市・ENEOSに4―5で敗れた。東京オリンピックの影響で2年連続の冬開催となった前回大会で初優勝。山口太輔監督（45）は勢いそのままに今大会に臨

東京ガス、最後に紙一重で崩れた「連覇」のプラン　都市対抗

　第93回都市対抗野球大会最終日は29日、東京ドームで決勝があり、前回覇者の東京都・東京ガスは横浜市・ENEOSに4―5で敗れた。　打線が2巡目以降に相手投手をつかまえるのは、東京都の真骨頂だった。　1点リードの五回1死一、三塁。2番・楠研次郎が高めの直球を思い切り引っ張り、右翼席に3ランを放った。

ミラクル起こしたENEOS打線　1イニング3本塁打の衝撃　都市対抗

　第93回都市対抗野球大会は29日、東京ドームで決勝があり、歴代最多優勝を誇る3年連続52回目出場の横浜市・ENEOSが、前回覇者で2年連続23回目出場の東京都・東京ガスを5―4で降し、9年ぶり12回目の優勝を果たした。　イニングが進むごとに、のしかかる重圧は強くなる。横浜市が追う点差は、五回を終え

「不用意だった」　東京ガスのエースが悔やんだ1球　都市対抗

　第93回都市対抗野球大会最終日は29日、東京ドームで決勝があり、前回覇者の東京都・東京ガスが横浜市・ENEOSと対戦した。　4点のリードが大歓声とともに消えた。六回、東京都の先発・益田武尚が横浜市打線に2本塁打を浴び、あっという間に同点とされた。ぼうぜんと打球を見送り、両手を膝につく益田のもとに向

ENEOS猛打で頂点（その2止）　早大背負い、勝負眼開花　丸山壮史内野手　／神奈川

　第93回都市対抗野球大会の決勝に出場したENEOS（横浜市）の内野手、丸山壮史（23）は、ルーキーながら昨年王者の東京ガス（東京都）を相手にソロを放ち、チームを勢いづかせた。出身の早稲田大では元ロッテの小宮山悟監督（56）の下で「勝負眼」を培った。初の大舞台でも臆することなく試合に臨んだ。【牧野大

第９３回都市対抗野球

ENEOS猛打で頂点（その1）　闘志失わず、一気に逆転　／神奈川

　第93回都市対抗野球大会最終日の29日、県勢のENEOS（横浜市）は、決勝で昨年王者の東京ガス（東京都）を5―4で降し、9年ぶり12回目の優勝を飾った。先制を許したものの六回に3本塁打で一気に逆転した。ENEOSは都市対抗決勝で負けがなく、「不敗神話」は続く形となった。最後の打者を打ち取って抱き合

第９３回都市対抗野球

ENEOS猛打で頂点　闘志失わず、一気に逆転　監督の話　／神奈川

　◇ミラクル起こした　ENEOS・大久保秀昭監督　こんなことがあって、いいのかなと。選手がミラクルを起こしてくれた。4点リードされたが、つながれば何とかなるという雰囲気があった。歴代の先輩たちが築いた決勝の不敗神話が、横綱の東京ガスに勝たせてくれた。

第９３回都市対抗野球

29日　／神奈川

　▽決勝ENEOS（横浜市）　　000005000＝5　　001030000＝4東京ガス（東京都）

第９３回都市対抗野球

東京ガス、4点守れず　準Vに温かい拍手　／東京

　第93回都市対抗野球大会最終日の29日、2年連続23回目の出場の東京ガスが、西関東第2代表で3年連続52回目の出場の横浜市・ENEOSとの決勝戦に4―5で敗れた。悲願の連覇はかなわなかったが、選手の健闘にスタンドから惜しみない拍手が送られた。今大会でNTT東日本が4強、JR東日本、セガサミーも8強

ENEOS・度会が橋戸賞など3冠　久慈賞に東京ガス・益田　都市対抗

　第93回都市対抗野球大会（毎日新聞社、日本野球連盟主催）は29日、東京ドームで決勝があり、ENEOSが東京ガスを5―4で降し、9年ぶり12回目の優勝を果たした。　決勝終了後には、今大会で活躍した選手たちが表彰された。各賞の受賞選手は次の通り。　◇＜橋戸賞、打撃賞、若獅子賞＞　◇度会（わたらい）隆輝

「ミラクル」ENEOS・大久保秀昭監督、都市対抗Vに万感

　第93回都市対抗野球大会は29日、東京ドームで決勝があり、横浜市・ENEOSが、前回覇者の東京都・東京ガスを5―4で降し、9年ぶり12回目の優勝を果たした。　◇「こんなことがあっていいのか」　「優勝請負人」も高ぶる思いを抑えられなかった。低迷していたチームを就任3年目で再び頂点に導いた。「ミラクル

ENEOS度会、4本塁打で3冠　高卒2年目スラッガー　都市対抗

　第93回都市対抗野球大会は29日、東京ドームで決勝があり、歴代最多優勝を誇る3年連続52回目出場の横浜市・ENEOSが、前回覇者で2年連続23回目出場の東京都・東京ガスを5―4で降し、9年ぶり12回目の優勝を果たした。高卒2年目の度会隆輝が決勝でも見せた。　対戦した相手チームの監督らが「高校から来

ENEOS決勝で「不敗神話」　名将の意識改革3年で実る　都市対抗

　第93回都市対抗野球大会は29日、東京ドームで決勝があり、歴代最多優勝を誇る3年連続52回目出場の横浜市・ENEOSが、前回覇者で2年連続23回目出場の東京都・東京ガスを5―4で降し、9年ぶり12回目の優勝を果たした。横浜市は過去11回の決勝で負けなし。今回も「不敗神話」を守った。　横浜市は、大久