青森

青森の駅弁での体調不良は食中毒　「吉田屋」無期限の営業禁止処分

　青森県八戸市保健所は23日、同市の駅弁製造会社「吉田屋」の駅弁を食べた全国の人に嘔吐や下痢の症状が相次いだのは黄色ブドウ球菌とセレウス菌による食中毒だと断定し、同社を期限は決めない営業禁止処分とした。また体調不良者のうち現時点で21都県の270人が食中毒だったとして、内訳も公表した。　保健所による

社告

「記者トレ」伝える力育てます　企業研修、受け付け中　／青森

　毎日新聞社は、研修プログラム「記者トレ」を開発し、企業での研修を受け付けています。36人の新聞記者にインタビューして、記者として必要な「問い」を見つける思考法や、分かりやすく伝える表現力を体系化しています。アナウンサーが進行役を務める集合研修で、対面・オンラインの選択制。多くの民間企業や、中央・地

みちのく銀が公的資金完済　高知銀も　／青森

　預金保険機構は20日、みちのく銀行（青森市）と高知銀行（高知市）が公的資金を国に全額返済すると発表した。2008年の世界的な金融危機「リーマン・ショック」を受けて業績が悪化し、みちのく銀は200億円、高知銀は150億円の公的資金を翌09年に受け入れていた。　みちのく銀が22日、高知銀は29日に、預

八村選手とスラダン共演　青森・かかしロード280　／青森

　青森市などを通る国道280号沿い約50キロの所々に、住民らが作った有名人やアニメキャラクターのかかし約400体を飾るイベント「かかしロード280」が開かれ、ドライバーらを楽しませている。30日まで。　米プロバスケNBAの八村塁選手と人気バスケ漫画「スラムダンク」のコラボや、幼稚園児らが顔を自由に描

食中毒疑い青森の駅弁、2万2000個が33都道府県に流通

　青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の駅弁を食べた人に食中毒が疑われる症状が相次いだ問題で、同市保健所は22日、原因となった可能性のある製造日の弁当約2万2000個が33都道府県に流通していたと発表した。また同日までに判明した体調不良者は301人となった。　保健所によると、流通状況を調べたのは15

列島・北から南から（東北）　魚へんキーホルダー

　木工製品製造会社「磐城高箸」（福島県いわき市）は、魚へんの漢字を魚の骨の部分に見立てて作ったキーホルダーを発売した。ヒラメやサバなど、地元で水揚げされる魚を中心に全12種。　商品開発に協力した同市の水族館「アクアマリンふくしま」などで購入できる。ストラップは390円、ボールチェーンは450円。（福

列島・北から南から（東北）　縄文クラッカー

　岩手県一戸町の北舘菓子舗は、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一つである同町の御所野遺跡にちなみ、土器や竪穴住居の絵柄を型押しした「JOMONクラッカー」を販売している。　町産の雑穀や県産小麦を使った素朴な味わいが売り。1箱12枚入りが1000円で、同店や町内の物産店で買える。（盛岡）

山形牛、青森産シジミ…　東北食材で「日替わり社食」　みずほ銀本店でフェア　／青森

　みずほ銀行は11～15日、東京都内の本店にある社員食堂で、東北6県の食材を使った料理を日替わりで提供した。東日本大震災の被災地の復興支援や地域貢献が目的で、同行として初の試みだという。　初日の目玉は、山形牛100％のハンバーグ。その後も▽青森産シジミのみそ汁▽秋田産豚肉の冷しゃぶ▽岩手産鶏の唐揚げ

青森・八戸の駅弁食中毒疑い、295人に　市保健所が速報値

　青森県八戸市の駅弁製造会社「吉田屋」の駅弁を食べた人に食中毒が疑われる症状が相次いだ問題で、同市保健所は20日、体調不良者は速報値で295人に上ったと発表した。さらに増える可能性がある。保健所にはこれまで、1都23県から情報提供などがあったという。　対象商品は吉田屋が製造したウニやイクラなど海鮮を

リンゴ王国、メロンに挑戦　ブランド化へ農家支援　専門カフェや水耕栽培も　つがる市　／青森

　全国一のリンゴ生産量を誇る青森県で、つがる市が名産のメロンを全国的ブランドにしようと力を入れている。特に甘い希少なメロンを栽培した農家を支援するほか、東京に専門カフェをオープンさせたり水耕栽培に着手したりと、先頭となってあの手この手で売り込んでいる。　東京・神楽坂。食通が通うグルメな街に、スイーツ

基準地価　宮城除きマイナス基調　都市部中心に回復傾向　／青森

　青森、岩手、宮城、秋田、山形各県は19日、土地取引の指標となる基準地価（7月1日時点）を発表した。人口減少などを背景に、県全体の平均変動率は宮城を除きマイナス基調が継続。ただ、各県とも都市部やその周辺自治体を中心に、住宅地などでは需要の回復傾向も見られる。　◇32年連続の下落　商業地は下げ幅改善　

青森・八戸の駅弁メーカー、食中毒か　全国の100人以上症状訴え

　青森県八戸市保健所は19日、市内の駅弁メーカー「吉田屋」の弁当を食べた人が、下痢や嘔吐（おうと）の症状を訴えていると発表した。食中毒の疑いがあり、同日午前までに少なくとも40自治体の100人以上が体調不良を訴えている。症状に関する連絡は全国から相次いでおり、さらに拡大するとみられる。　保健所などに

列島・北から南から（東北）　大人のジェラート

　秋田県美郷町のジェラート製造・販売会社アビオが、県産の生乳と県内酒造店の純米吟醸酒を使った大人のジェラートを販売している。　商品名は「シュラート」。華やかな香りとすっきりした後味が特徴。アルコール度数3％に抑え、普段飲まない人でも楽しめる。100ミリリットル入り378円。オンラインでも購入可能。（

白神山地・世界遺産３０年

あふれる魅力、サイトで　県、記念イベントなど紹介　／青森

　貴重なブナの原生林が広がる「白神山地」（青森、秋田）が国内初の世界自然遺産に登録されて12月で30年となる。魅力を紹介するため、青森県は「世界自然遺産登録30周年」の特設サイトを開設した。　白神山地は現在観光シーズンを迎えているが、11月中旬ごろからは降雪のため入山が難しくなる。担当者は「白神の自

あの町の逸品

岩手・花巻　羽毛の寝具　眠りをおもてなし　廃棄品再生で新たな価値

　東北有数の温泉地として知られる岩手県花巻市。ふるさと納税の返礼品の一つに、「アップサイクル」で生まれ変わった羽毛を含む寝具がある。市内の高級温泉旅館が「眠りのおもてなしを自宅でも」と提案する逸品だ。　寝室で宿泊客を迎える、広くゆったりとしたベッド。「『よく眠れた』という声もいただきます」と話すのは

津軽線復旧着工　「今年度は困難」　JR東、バス増便へ　／青森

　JR東日本盛岡支社の久保公人支社長は13日の定例記者会見で、昨年8月の大雨で被災し、不通となっている青森県の津軽線蟹田―三厩間について、今年度中の復旧工事開始は困難だと明らかにした。冬は雪が降り、工事を進められないため。一方、10月以降をめどに同区間を走る代行バスを増便し、住民の利便性を高める考え

ラグビーW杯で青森ホタテPR　仏で日本食品試食会　／青森

　ラグビー・ワールドカップ（W杯）フランス大会の日本代表のベースキャンプ地、フランス南西部トゥールーズで8日、青森県のホタテや静岡県のメロンなど日本の食品をPRする試食会が開かれた。W杯出場によりフランスで日本への関心が高まる中、食品をより多くの人に知ってもらい、販路拡大につなげたい考え。　日本貿易

社告

「毎日ことば　マイことば帳」販売　気になる語句をスクラップ保存　／青森

　毎日新聞社は「毎日ことば」の問題と解説を切り取って保存できる「毎日ことば　マイことば帳」＝写真＝を製作しました。難読漢字、難解な語句、カタカナ語、気になる言葉など、自在にジャンル分けできるインデックス付き。日々の思いもつづって、いつでも見返せる自分だけの言葉ノートを作りませんか。　ポケットサイズ（

青森の笑福会、10万円を寄託　小児がん征圧募金　／青森

　十和田市のゴルフを通じた親睦団体「笑福会」（会員53人）が1983年の設立から40年を迎え14日、市内で記念交流会があった。同会は定期的にチャリティーゴルフ大会を開催。23年前から毎日新聞社と毎日新聞東京・大阪・西部社会事業団の小児がん征圧募金に寄託を続けている。　交流会では金渕誠会長が毎日新聞青

子育て世帯に3万円　県補正予算案　総額205億円に　／青森

　青森県は、物価高騰対策として、県内全ての子育て世帯に子供1人当たり3万円を応援金として給付する。関連費用約50億6000万円を盛り込んだ総額約205億8000万円の2023年度一般会計補正予算案を、20日開会する県議会9月定例会に提案する。　対象は県内在住の0～18歳までの子供（約16万3000人