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コウノトリ空へ 2005初放鳥

1カ月 恋も経済も絶好調 ペアリングも間近?−−兵庫・豊岡

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ペアリングも間近? グッズ売り切れ続々

 兵庫県豊岡市の県立コウノトリの郷(さと)公園で、コウノトリの野生復帰に向けて人工飼育した5羽の試験放鳥が始まって24日で1カ月。5羽の現状や観光地などへの影響をまとめた。

 5羽は現在、公園を中心とした半径約1キロが行動圏。豊富な餌が取れる湿地や安心なねぐらが公園周辺に整備されているためとみられる。今月16、17日には、大陸からの迷い鳥で3年前からすみついた野生の雄「八五郎」も同公園に飛来。5羽と“接近遭遇”した。

 さらに、公園前に立てられたコンクリート製人工巣塔(高さ12.5メートル)の上では、放鳥前から仲が良かった雄と雌がくちばしを重ね合うなど、ペアリングの前触れと考えられる行動が見られるようになり、冬の繁殖期に向けて期待も高まる。

 同公園の池田啓・田園生態研究部長は「おおむね順調にきている。冬場には餌が不足するので、これまでの観察結果を検証して給餌の必要性などを判断したい」と言う。

 一方、同公園の入場者は、1カ月で約2万5000人に達し、例年の約2倍。公園内の市立コウノトリ文化館で販売中のコウノトリ関連グッズも売れ行き好調で、特に毛糸製マスコット(270円から)や一筆箋(せん)(350円)など、市内の障害者4人が手作りするグッズ約15種類は、「並べれば並べるほど片っ端から売り切れてしまう」状況だ。

 公園だけでなく、近くにある外湯めぐりで知られる城崎温泉街では、放鳥からの10日間で外湯の入浴者数が、昨年同期比で3割増に。市観光課は「来月にはカニ漁も解禁され、冬の観光シーズンに入る。さらに観光客が増えるはず」と期待する。【長尾真希子、武井澄人】

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