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朱鷺色の空に 2008初放鳥

足にけが?餌場で5時間動かず−−新潟・佐渡

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 新潟県佐渡市で9月に試験放鳥されたトキ10羽のうち、市中央部にいた1歳のメス1羽が、足にけがをした可能性のあることが10日分かった。餌場で5時間にわたって動かないなど異常行動がみられ、環境省は症状次第では治療を検討する。

     同省によると、トキは9日午前11時ごろから午後4時ごろまで加茂湖周辺の田で、うずくまるようにしてほとんど動かなかった。観察員が数メートルの距離まで近寄ったが飛び立とうとせず、飛び立った後も木にとまろうとして失敗したという。

     同日午前9時半ごろ、この田の近くで木にとまっていたところを黒っぽい鳥に襲われたという目撃情報もある。同省佐渡自然保護官事務所の岩浅有記(いわさゆうき)自然保護官は「トキの状態を確認して、獣医による手当ても検討する」と話している。

     このトキは10月下旬から2歳のオスと行動を共にする姿が確認されており、つがいの形成に期待が寄せられていた。【畠山哲郎】

    けがのトキ 捕獲して治療も /新潟

     佐渡市の加茂湖周辺にいた1歳のメスのトキ1羽がけがをした可能性があることについて、環境省は10日、捕獲しての治療も視野に観察員を大幅に増やして探したが、この日は普段飛来する田んぼに現れず、トキを見つけられなかった。

     このトキは10月下旬から、2歳のオスと一緒に飛行したり、サワガニやドジョウを採餌したりする姿が確認されていた。2羽は朝早く加茂湖周辺の田んぼに現れ、いったん昼に姿を消した後、夕方近くになって再び戻ってくるという行動を繰り返していた。

     環境省はこれまで、この2羽を1〜2人で観察し続けてきたが、この日は市民ボランティアを含めた約30人の観察態勢で調査を行った。しかし、けがをした可能性のあるトキは、いつもの時間になっても姿を見せず、2歳のオスが寂しそうに餌をとる姿が確認されただけだった。

     同省佐渡自然保護官事務所の岩浅有記自然保護官は「トキの状態について、現時点ではまだ何とも言えない。引き続き調査をして、トキの確認に取り組んでいきたい」と話している。【畠山哲郎】

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