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朱鷺色の空に 2008初放鳥

「トキに餌を」環境省に要望−−県と佐渡市 /新潟

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 佐渡市で9月に放鳥されたトキ10羽のうち1歳のメス1羽が死んでいるのが確認されたことを受け、県と佐渡市は16日、環境省に対し、「温かい対応」を求める要望書を提出した。県環境企画課によると、同省トキ野生復帰専門家会合が冬季も原則的に餌をやらないことを決めたことの見直しを求めるとしている。

     要望書は、泉田裕彦知事と高野宏一郎市長の連名で、トキの死に「県民、市民は心を痛めている」と説明。同省の方針について「県内では『非情』との見方もある。当初想定していなかったことが生じていることからも、放鳥トキに温かい対応が取れないか再考してもらいたい」としている。【渡辺暢】

    「トキはモルモットじゃない」

     泉田裕彦知事は17日、県と佐渡市が環境省に対してトキの餌やりを求めて要望書を提出したことについて、「トキに手を加えるのが間違いなら、これまでのビオトープづくりも間違いだったことになる」などとして環境省トキ野生復帰専門家会合の決定を批判、方針の見直しを求める姿勢を改めて示した。

     専門家会合は今月8日、放鳥したトキには冬季も原則的に餌をやらないことを決定。一方で、放鳥されたトキのうち1羽が死んだことを受け、県と市は「放鳥トキに温かい対応が取れないか再考してもらいたい」として方針の見直しを同省に要望した。

     泉田知事は「トキはもともと田んぼの近くで生きてきたもの。まったくの自然でどう生きるかというモルモットのような実験を行うのは疑問」と指摘。専門家会合についても「(餌をやるべきだという)意見が通らず、事務局が決めた方向性に沿った決定をする会合になっている」と批判した。【渡辺暢】

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