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コトバ解説

「都」「道」「府」「県」の違い

東京、大阪、京都は特別! 北海道はもともと地方の呼称でした

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ののか「どうして日本には『都道府県』があるのぉ?」
ののか「統一地方選も、半分終わっちゃいましたねー。」 ケビン「どうしたんですか?ちょっと沈んじゃって…。」 ののか「私、選挙のことぉ、好きなんです。」 ケビン「いきなり、大胆な告白デスネー。全国の、ののかファンは、自分の名前が『選挙』だったら、良かったのにって思ッテルヨ、きっと。」 ののか「テヘ(照)。」
ののか「そういえば、友達が言ってたんですぅ。学校が東京なのに、家が千葉だから、東京の選挙には参加できないって。」 ケビン「ソウデスネー。」 ののか「日本には47の『都道府県』があるわけですよねぇ?そもそも、どうしてこんなふうに分かれてるのかしらぁ?」 ケビン「その『そもそも』を解決シマショウカネ-。Lesson9のテーマは『都道府県の違い』デス!」
今回は「都道府県」の違いについて説明します。 言わずと知れた地方自治体の呼称ですが、そこにはどんな意味や歴史があるのでしょうか? まずは、基礎を確認です。 地方自治法によると「普通地方公共団体(=都道府県及び市町村)の区域は、従来の区域による」(地方自治法 第5条)と書かれています。 従来の区域とはなんでしょうか? その「従来」をさかのぼれば、「都道府県」の違いが見えてきそうです。 まずは、「府」と「県」について、解説します。 この二つの呼称が登場したのは、明治初期。 1868(明治元)年、明治政府が江戸幕府の直轄領(幕府が当時直接支配していた土地)を引き継いだ時に、江戸や大坂、京都などの重要地域を「府」、それ以外を「県」と呼ぶようになりました。 それ以来、廃藩置県などを経て、「府」と「県」は整理統合され、現在の形になりました。
次ぎに「都」の話です。 それは東京都の歴史でもあります。 明治期以降の東京には明治初期にできた「東京府」と、その後東京府の中心地域に作られた「東京市」がありました。 その二つが1943年(昭和18)年に合併してできたのが「東京都」です。 そして「道」。 北海道という呼称が初めて使われたのは、1869(明治2)年のこと。 それまで、蝦夷地と呼ばれていたこの地方を、「北海道」と改称したのです。 ただし、この時の「北海道」は単なる地方の名前で、それとは別にこの地方には、「開拓使」という役所と11の国が作られました。 正式に北海道が用いられるのは、少し先、1886(明治19)年、「北海道庁」が設置されたときになります。 少し駆け足になりましたが、これを機会に、ご自分に縁のある自治体の呼称の変遷を調べてみると、面白いかも知れません。
ののか「『従来の区域』には歴史があるのねぇ。」
ののか「もちろん、東京には特別区があったり、北海道には支庁があったり、違いはありますけどねぇ。」 ケビン「相変わらず、鋭いネー。」 ののか「でも、いい勉強になりました。もう1回、教科書を読んでみよっと。」 ケビン「ソウネ、日本史の面白いトコロだからねー。ぜひ、復習してみてクダサーイ。それじゃ、今回のまとめデース。」
今回のまとめです。 「府」・「県」は江戸幕府の直轄領だったもの。 「都」はもともと「府」だったもの。 「道」はもともと地方名だったもの。

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