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コトバ解説

「営業利益」と「経常利益」の違い

<ケビンのコトバ教室>「営業利益」と「経常利益」の違い

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勅使河原「そろそろ会計の勉強しなくちゃね」
勅使河原「そろそろ始めなくちゃ。」 ケビン「また来たね。ボーイ。手ごわいこと言いだすんじゃないの?」 勅使河原「いや、でもこの辺はちょっと僕も苦手なんですよ~。」 ケビン「ほぉ…。」 勅使河原「法律は、まあ大丈夫なんですけど、会計の勉強を後回しにしちゃっててですね…。」
ケビン「言ってることと、その容姿と、無駄に落ち込んだ表情が、全くもってアンバランスねー。」 勅使河原「なので、基本を教えてほしいんです。」 ケビン「何の基本デスカ?」 勅使河原「営業利益と経常利益の違い…。」 ケビン「ほぉ!ワカリマシター。サクッとまとめて教えてあげマース!」 勅使河原「本当?ありがとうございます。ケビン先生。」
今回のテーマは「営業利益」と「経常利益」の違いです。 いずれも企業の会計にまつわる用語です。 企業では、人が働き、モノやサービスを顧客に提供して売り上げを獲得し、利益を上げていきます。 そんな企業の経済活動の中で発生するのが、「営業利益」であり「経常利益」です。 要は、どれくらい儲かったかを表しています。 具体的に何を示すのか見ていきましょう。 まずは「営業利益」から。 一言で説明すると「企業が本業で得た利益」のことです。 自動車メーカーなら自動車を売って得た利益であり、新聞社なら新聞の購読や広告販売などで得た利益が、営業利益です。 「営業利益」は売上高から「売上原価(材料費や労務費など)」と「販売費及び一般管理費(営業や総務などにかかるお金)」を引いて算出します。
「営業利益」は「本業の儲け」ですが、一方の「経常利益」は、「営業利益」に「本業以外の儲け」を加えたものを指しています。 本業以外の儲けとは、銀行預金の利息や、保有している他社の株の配当金や売却益などを指しています。 これを「営業外収益」と呼びます。 「経常利益」は、「営業利益」と営業外収益を加え、そこから「営業外費用(=本業と直接関係ない出費:借金の支払い利息や、株の売却損など)」を引いて算出します。 企業が、経常的な営業活動や財務活動を行って得られる利益が「経常利益」であり、日本において最も注目される数字です。 不動産の売却などで臨時的に発生した収益を「特別利益」(反対に臨時的に発生した費用を「特別損失」)。 また、1年間の最終的な利益である「当期純利益(最終利益)」は「経常利益+特別利益-特別損失-法人税等」で計算されます。
勅使河原「とりあえず『経常利益』に注目ですね」
勅使河原「なるほどー。大枠はつかめました。」 ケビン「お役に立ててヨカッタ!また、何でも聞いてね!」 勅使河原「うん。今の感じだと、再来月くらいには企業買収について集中的に勉強する予定なんだ。その時は、またお願いします。」 ケビン「キミの人生はドコに向かって進んでいるの?ひとまず、今回のまとめデース!」
それでは、今回のまとめです。 「営業利益」は、本業で発生した利益。 <求め方> 営業利益=売上高-売上原価-販売費及び一般管理費(販管費) 「経常利益」は、営業利益+本業以外の利益 <求め方> 経常利益=営業利益+営業外収益-営業外費用

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