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コトバ解説

「旅館」と「民宿」の違い

<ケビンのコトバ教室>「旅館」と「民宿」の違い

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魚屋「研修旅行はどこに行こうか…」
魚屋「ギョギョギョギョー!」 ケビン「慌ただしいねー。浜サーン。」 魚屋「ウオ-。ウオー。ウオー。オーゥ、フィッシュ!」 ケビン「ワケワカメネー。」 魚屋「ワカメだけ食ってても、髪は生えてこねーぜー。ウオー。しかし困った…。」 ケビン「ドシタノー?」 魚屋「今年の商店街の研修旅行をな、どこにするか決めなきゃならねえんだよ。幹事になっちまって…。」
魚屋「どっこい、どこにすればいいことやら…。」 ケビン「研修ネー。研修ネー。」 魚屋「け、研修だよ、研修。」 ケビン「じゃあ、農業体験型の民宿なんかがいいカモネー。」 魚屋「農業体験型?旅行といったら旅館じゃねーのか?」 ケビン「研修だって言うから…。ひとまず、旅館と民宿の違いを説明することにしましょう。」
今回は「旅館」と「民宿」の違いについて説明していきます。 宿泊施設に関する法律は「旅館業法」によって定められています。 しかし、この法律にホテルと旅館は出てきても「民宿」という文字は一切出てきません。 つまり、民宿には定まった定義がなく、旅館業法の中では「簡易宿所」がそれに当たるとされています。 「旅館」とは、和式の構造及び設備を主とする施設で、客室は5室以上、和室の客室の床面積はそれぞれ7平方メートル以上であることに加えて、宿泊者との面接に適する玄関帳場(つまりフロント)があることなどが旅館業法上で求められています。 従業員がいても、それなりの規模で運営されているのが一般的な旅館のイメージですよね。
対して「民宿≒簡易民宿」は、宿泊する場所を多人数で共用する構造及び設備を主とする施設で、客室の延べ床面積が33平方メートル以上であることが営業の条件になります。 一般的には、簡易的な設備に家族経営(またはそれに近い小規模経営)というイメージだと思います。 ただ、この「民宿」に関して旅館業法は特例を認めています。 それが「農林漁家民宿」です。 これは、農林漁業者が農林漁業体験型の民宿を営む場合に限り、客室の延べ床面積が33平方メートル未満でも民宿を営んでいいというもの。 つまり、農業や漁業、林業に携わる家族が、お客さんに特別な体験メニューを提供することを条件に、家の中の空いている部屋を使って民宿を営むことができるのです。
魚屋「確かに、勉強になりそうだな」
ケビン「どうですかー?漁業を営む方の民宿を訪れてみては?」 魚屋「なるほど。でも、それじゃ八百屋が文句を言うんじゃないか?」 ケビン「今年は漁業、来年は農業というように、計画すればいいじゃないですかー?」 魚屋「し、しかし。民宿じゃ、コ、コ、コ、ココココン…、パ…。」 ケビン「ニオン、ですか?ショーガナイネー。マスターに言いつけちゃうよ!まとめマース!」
それでは今回のまとめです。 「旅館」は、5部屋以上の客室数が必要 「民宿」は、客室数ではなく延べ床面積で規定

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