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コトバ解説

「冷やし中華」と「冷麺」の違い

生まれた古里が違うおなじみの麺 どちらも美味です

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カゲマル「新メニュー開発中でござる」
ケビン「夏の新メニュー開発は、飲食店にとって重要ダネー。」 カゲマル「さようでござる。新しき品をと思っておるのだが……。」 ケビン「人々の好みが多様化しているカラネー。」 カゲマル「かと言って、そば屋としての限界もあるのだ……。」 ケビン「ここは、麺系で攻めてみてはいかがでショウカー?」
カゲマル「西洋のスパゲティなどがよいかな?いや、やはりここは『冷やし中華はじめました』がよいか。」 ケビン「ソウネー。季節的にも『冷やし中華』がいいカモネー。」 カゲマル「それとも、『冷麺か』……。迷うな。」 ケビン「カゲマルさん、迷ってるね。ここはひとまず、『冷やし中華』と『冷麺』の違いを勉強してから決めてもらうことにシマショウカー?」
今回は「冷やし中華」と「冷麺」の違いです。 まずは「冷やし中華」です。 夏の風物詩ですね。 中華料理店やラーメン店の軒先に張られた「冷やし中華はじめました」というポスターなどは、夏の訪れを感じさせてくれます。 この「冷やし中華」の起源は、昭和初期にさかのぼります。 仙台市の龍亭で1937(昭和12)年に「涼拌麺(リャンバンメン)」の名で出されたのが最初だとされています。 温かい麺が売れなくなる夏場の売り上げを獲得するために、一帯の中華料理の組合の皆さんが開発したそうです。 日本生まれなんですね。
当時の「冷やし中華」の価格は25銭。 ラーメンが10銭だったそうですから、高価なものでした。 中華麺に錦糸卵、キュウリ、トマト、チャーシュー、蒸し鶏……など、彩り豊かな現在のスタイルに落ち着いたのは、戦後のことのようです。 一方の「冷麺」は、ご存じの通り朝鮮半島生まれです。 冷たいスープに入った「ムルレンミョン(水冷麺)」と、コチュジャンベースのタレに絡めて食べる「ビビンネンミョン(混ぜ冷麺)」の2種類があります。 そば粉主体、またはでんぷん主体の麺が使われます。 元々は冬の食べ物だったそうです。 ちょっと意外です。 キムチ、チャーシュー、ゆで卵がポピュラーな具材。 焼き肉店で出されることが多いですよね。 ちなみに、西日本では「冷やし中華」のことを「冷麺」と呼ぶことがあるそうですよ。 だから、「いやいや、同じやん」なのでした。
カゲマル「どちらも捨てがたい」
ケビン「それと『盛岡冷麺』というものもありますが、これは朝鮮半島から伝わった『冷麺』にアレンジを加えたものなのだそうデース。」 カゲマル「なるほど……。『冷麺』が冬の食べ物だったとは、意外であったな。」 ケビン「ソウネー。で、新メニューはお決まりデスカー?」 カゲマル「『冷やし中華』も『冷麺』も一気に両方とも始めてみようか……。」 ケビン「シノビのクセに優柔不断ダネー。カゲマルさんは放っといて、サクッとまとめちゃうヨ!」
それでは、今回のまとめです。 「冷やし中華」は、夏のメニューで日本生まれ 「冷麺」は、冬のメニューで朝鮮半島生まれ

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