メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

コトバ解説

「被爆」と「被曝」の違い

両方とも読み方は「ひばく」 放射線を浴びるのも同じですが…?

[PR]

原爆の日
戦争を知らない世代が増えています。原爆の恐ろしさはしっかりと伝えていきたいですね。 被爆者の方々も高齢化しているし、東京電力福島第1原発の事故もありました。広島・長崎からのメッセージには注目しておきたいところです。
原爆の被害に遭った人たちは「被爆」。同じ「ひばく」でも、原発事故では「被曝(ひばく)」です。 ”へん”が違っているだけで分かりづらいですね。二つを混同した文章も見かけます。この違いを解説しましょう。
二つの言葉の意味から。 「被爆」は爆撃、特に原水爆の被害を受けること。そして「被曝」は放射線にさらされることです。「爆」は爆弾や爆撃の爆、「曝」は曝(さら)されるという意味で使われています。 広島と長崎では、被爆した状況により「直接被爆」と「間接被爆」の二つに分けています。「直接被爆」は、原爆爆発時に爆心地付近にいて、光線や爆風、放射線を受けた場合に使われます。 一方の「間接被爆」は、原爆投下後2週間以内に爆心地から約2キロ以内に立ち入ったり、原爆被害者の球宴や遺体の処理に当たったりした場合、また「直接被爆」「間接被爆」した人の胎児と定義しています。
「間接被爆」は、爆撃ではなく、原爆が爆発したことによって発生した放射性物質の被害を指しています。 放射線にさらされる「被曝」には「外部被曝」と「内部被曝」の2種類があります。「外部被曝」とは、放射性物質がハッする放射線を体外から受けることで、「内部被曝」」は体内に取り込まれた放射性物質から放射線を受けること。日常生活の中でも、レントゲンなど放射線を用いた検査や、天然の放射性物質などによって被曝しています。 ちなみに、「曝」という字は常用漢字ではないため、新聞などでは「被ばく」と表記する場合もあります。
ハッキリと使い分けた方が良さそうです。
原発事故で「被爆」と書いた文章に違和感を覚えていたけど、スッキリしました。 使う時は気をつけたいところです。

おすすめ記事

毎日新聞のアカウント

話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. どうぶつ 落ちたヒナを拾わないで
  2. 「スリムクラブ」真栄田さんと内間さんを無期限謹慎処分 吉本興業、暴力団関係者パーティー出席で
  3. 「ナイトスクープおもんない!」 元探偵・小枝が批判 “現役”真栄田「番組に依頼しては」(スポニチ)
  4. 「闇営業」問題 吉本興業が宮迫博之さん、田村亮さんら11人を謹慎処分に
  5. ブラジル大統領G20随行員 コカイン39キロ所持で拘束

編集部のオススメ記事

のマークについて

毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです