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コトバ解説

「ハイオク」と「レギュラー」の違い

高いオクタン価でちょっと良い物を たまの贅沢で人の心も豊かに

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「ハイオク」と「レギュラー」の違い 牛島満: ハイオクを入れたろう
ケビン「ミート牛島、愛車の給油デスカ?」 牛島満「ええ。愛車「ハムかつ号」にハイオクを入れようかと思って。ちょっと奮発してやりました。」 ケビン「「ハムかつ号」って……。」 牛島満「仕事にレジャーに大活躍ですからねぇ。たまには、いい油を食わせてやらないと。」 ケビン: 「たまには」って、いつもはレギュラーを入れているってことデスカ~? 牛島満: そうだけど?
ケビン: レギュラーガソリンとハイオクガソリンの違い、分かってマスカ? 牛島満: 牛肉でいう、A5とA1の違いみたいなもんでしょ? ケビン: うーん……。チョット、いや、だいぶ違うと思いマース。 牛島満: じゃ、A5とA3ぐらいの差? ケビン そういう問題じゃナイヨ~。ちゃんと説明しますから、理解してクダサーイっ!
みなさま、こんにちは!自分のクルマの給油口の位置をたびたび忘れて、ガソリンスタンドではアタフタしてばかりのケビンですよ。 85回目のコトバ教室では「ハイオク」と「レギュラー」というガソリンの違いについて解説していきますよ。 本題に入る前に、クルマ(ガソリン車)に起こるノッキングという現象について、ごく簡単に触れておきます。 クルマは、エンジン内でガソリンと空気が混ざった混合気を圧縮し、点火プラグで燃焼・爆発させることで動力を得ます。この際に発生する異常燃焼をノッキングといい、場合によってはエンジンの故障につながることもあります。 原因はさまざまですが、点火プラグで火がつく前の混合気が、圧縮で発生した熱によって自然発火してしまうのもその一つです。気体は圧縮すればするほど、その温度が高くなりますよね。
「レギュラー」と「ハイオク」の違いは、このノッキングのしにくさ、つまり、温度上昇による自然発火のしにくさにあります。ノッキングのしにくさは「オクタン価」という単位で表します。JIS(日本工業規格)では「レギュラー」は89以上、「ハイオク」は96以上と定められており、「ハイオク」のほうがノッキングしにくいことを示しています。「ハイオク」は「ハイ(高い)オクタン価」の略なんですね。 一般的にスポーツカーや大型車などで「ハイオク」使用が指定されています。これは、強い馬力を必要とするこれらの車種の場合、混合気をより高い圧縮比で正常に燃焼させられる(高い温度でも自然発火しにくい)ガソリンを使う必要があるからです。「レギュラー」指定のクルマのエンジンは、オクタン価が高くなくても混合気が正常に燃焼するように設計されており、「ハイオク」を入れたところで特別に性能が向上するわけではありません。
牛島満: 気持ちの問題だよ!
牛島満: ちょっといいものを食わせてやりたいだけ。気持ちの問題です。 ケビン: まあ、レギュラー指定車にハイオクを入れても、故障するわけじゃないみたいですしネ……。 牛島満: そうそう。たまのゼイタクが人の心を豊かにするってもんですよ。 ケビン: ミート牛島にとっては、「メンチカツ号」も家族ナンダネ。 牛島満: 「ハムかつ号」! ケビン: おっと、ゴメンナサーイ。反省しながら、まとめに参りマース!
ハイオク:「ハイオク」はオクタン価が96以上 レギュラー:「レギュラー」はオクタン価が89以上

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