連載をフォロー スマ町物語 1/プロローグ 2012年5月1日 13時34分(最終更新 5月1日 13時34分) 三好善蔵、30歳。リストラされ、心機一転、新しい暮らしを始めます [PR] これは、とても平凡な物語。 再開発から取り残されたような、懐かしさを感じる町並み。 一風変わった住人たちばかりが集まる「スマ町銀座商店街」だ。 僕の名前は三好善蔵。 リストラに遭い、彼女もいない。 正直、かなり残念な30歳だ。 心機一転、再就職先の会社があるこの町に引っ越してきた。 新しい仕事は、タウン情報誌「スマ町タイムズ」のライター兼営業。 町の人たちはみんな、なぜかものすごく情報通だ。 うっとうしい時もあるけれど、なんだか憎めない人ばかり。 最近のお気に入りは、喫茶「サクライ」。 マスターの文太さんの淹れるコーヒーと、看板娘の千鶴ちゃんとの会話が癒やしになっている。 ごくごく平凡な僕と、ちょっと気になる人と、親切でおせっかいな愛すべき人たち。 それが僕の町、「スマ町銀座商店街」。 近くにお越しの際は、ぜひ寄っていってください。 文字サイズ 印刷 連載をフォロー スマ町物語 前の記事 スマ町アプリ新装開店! 次の記事 2/出会い編 関連記事 2/出会い編 東日本大震災編 動物園編 花見編