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スマ町物語

パパのプレゼント

いつも一緒、でっかいクマのストラップ マキの心の内は…

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喫茶サクライ。 火達磨「蝶野。ケータイ、スマホに替えたのかっ?」 マキ「結構前だけどね」 特大サイズのクマを指す火達磨。 「でもまだそのストラップ…?」 マキ「(ム…)何よ」 火達磨「ぼろいしでかいし邪魔だし。何よりピンクのクマなんてダセーよっ」 マキ(ムカーーー) ビンタされる火達磨。 店を出ていくマキ。 「万年ジャージ姿のあんたに言われたくないっ」 文太「…今のはお前が悪いな」 火達磨「マスターまで…!」 文太「あのクマは特別なもので…」
文太「彼女の親父さんからのプレゼントなのさ」 千鶴「パパはマキちゃんのお父さんと仲がいいのよ」 火達磨「へぇ…」 回想。 (2年前) 大きなクマを渡すマキの父。 「お誕生日おめでとう、マキ」 マキ「何これ…」 マキの父「あれ…前にクマのぬいぐるみが欲しいって言ってなかったか?」 マキ「それ3年前の話だし。私もう中学生だから!」 マキの父「(ガーンッ)つい最近だと思ってたが、そんな前だったか!」 マキの母「あなた。 女の子は3年もたったら、好みも変わるのよ」 マキの父「……そうなのか…」
マキの父「大人と子供では時間の流れ方が全然違うんだな。 ましてや俺は海外赴任続きでめったに日本に帰ってこないし… もっと一緒にいられたらな…」 マキの父「明日このクマ返品してくるよ」 マキ「…いや、いいよ。 ホントは結構、気に入ってんだ。 ちょっとだけパパに似てるし」 マキの母「そうね~、目の辺りとか…」 マキの父「そ、そうか?」 マキ「大切にする。ケータイのストラップにして持ち歩くからね!」 マキの父「はは…。 おい、クマ公」
マキの父「俺に代わってマキを見守ってやってくれ。 頼むよ…」 火達磨「…俺、アイツに悪いこと言っちまったっ」 マキ「いーよ別に。私もビンタしたし」 火達磨「いたのか?」 マキ「忘れ物取りに来たの。まあどうしても謝りたいっていうんなら、 サクライ特製モンブランおごってくれたら許してあげるかな」 火達磨「はあー?」 文太「いや、コーヒー1年分くらいにしないと割に合わないんじゃないか?」 火達磨「ちょ…マスター、そりゃないッスよー」

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