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漫画で解説

ブラック企業の恐怖の巻

せっかく就職した会社がブラックだったら…対処法は?

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善蔵さんは大学の後輩と一緒にいます。 入った会社の職場環境が劣悪で悩んでいて、その相談に乗っているそうです。 「ブラック企業」でしょうか。 しかし何をもってブラック企業と呼ぶか知っているでしょうか。
ブラック企業とは過酷な待遇や違法行為が横行する企業です。 サービス残業の強要、厳しいノルマ、低賃金、パワーハラスメントなどです。 ブラック企業という呼び名はネットの書き込みなどから広がった造語です。 違法行為なら何か対処できないのでしょうか。 そのために労働三権があります。 憲法で保障されている労働者の権利で、憲法28条が定める「勤労者の団結権」です。
団結権「労働条件の維持や改善を求めるために団結する権利。労働組合をつくる権利のこと」。 団結交渉権「労働組合が労働条件の維持・改善を求め使用者と交渉する権利」。 団結行動権「労働組合がストライキやサボタージュなど争議行為をする権利」。 労働組合ですべての問題が解決するならブラック企業などという言葉も不必要です。 中小企業では労働組合がない場合も多いです(その場合、個人で加入できるユニオンがありますが)。 入る前にその企業の内情が分かれば避けられますね。 善蔵さんの後輩は、あまり良い評判を聞かない会社に入りました。 「新卒一括採用」という日本特有の雇用慣行のせいです。
新卒者を対象に在学中に試験をし卒業後すぐに勤務させるものです。 新卒カードと呼ばれています。 たった一回の機会を逃すと正社員での就職が厳しくなるのです。 不況もあり、新卒時から非正規雇用など不安定な労働環境に置かれている人も多いです。 ひどい労働環境が原因の過労死や過労自殺も増えています。 しかし、仕事は生きる手段であり目的ではありません。 おかしいと思ったら声を揚げるべきです。 頼もしい善蔵さんは、千鶴さんを誘おうとしていますが、後ろには文太さんが。 善蔵さんのように仕事以外に生きがいを見つけるのも一つですね。

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