東日本大震災から2年 復興の課題は? 被災した建物の今後は?
文太さんは震災の記事を集めています。
東日本大震災からもう2年、スクラップブックもかなりの分量になりました。
復興は順調なのでしょうか。
行方不明者の捜索は今も続けられています。
宮城県石巻市立大川小学校では、児童・教職員80人が死亡し、児童4人が行方不明のままです。
付近の大規模な捜索は昨年10月に始まったばかりです。
現在も川の水を抜くなど捜索は続いています。
また被害にあった建物を残すかどうかも問題になっています。
南三陸町の防災対策庁舎もそうです。
被害を思い出すから展示してほしくないという意見と、津波の恐ろしさを後世に伝えたいという意見があり、まだ結論は出ていません。
岩手県陸前高田市の「奇跡の一本松」は復元が間近です。
三陸鉄道も徐々に復旧しています。
三陸南リアス線の盛ー吉浜間の運行を4月3日から再開します。
「鉄道ダンシ」という男性キャラ(恋し浜レン、田野畑ユウ)が三陸鉄道をPRするそうです。
福島圏は今、原発地域の再編が相次いでいます。
2012年4月1日警戒区域指定解除、7月計画的避難区域が3区域に、8月警戒区域指定解除です。
12年12月、全域が警戒区域だった大熊町は3区域に再編されました。
2013年4月1日には浪江町で再編が行われます。
しかしまだ帰れるわけではありません。
放射能汚染は今も続いています。
帰れるのは16年3月~17年3月ごろの見込みです。
このファイルをお店に置いてみることにしました。
せっかくなのでみんなに現状を知ってもらいましょう。
文太さんが苦心して作ったものなので、気合いを入れろと肉屋と魚屋と八百屋が言っています。
普通に読ませてほしいですね。