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漫画で解説

活断層って何?の巻

いずれ動くかも…活断層の仕組みとその上に建つ原発の問題点

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火達磨くんが震えています。 活断層の記事を読んでいたようです。 名前があるだけでも約2000カ所あります。 断層とは大地の下で地層が切れた部分のことで、大地の深いところにある傷のようなものです。 活断層は断層の中でも、過去に繰り返し動き、将来も動く可能性のあるもののことです。 なぜこんなにたくさんあるのでしょうか。
日本列島の下では「プレート」と呼ばれる岩板が四つ(太平洋プレート、北米プレート、ユーラシアプレート、フィリピン海プレート)がひしめき合っています。 プレートが動くと岩板の弱い部分に傷ができ、つまり活断層です。 ちなみに地震には、東日本大震災のような「プレート境界型」と、阪神大震災のような「活断層型」があります。 「プレート境界型」は、巻きこまれていたプレートが圧力に耐え切れず跳ね上がって起こり、巨大なものが多く、津波が起こります。 「活断層型」は、断層がプレート移動で生じる力に耐え切れず突然ずれ動き、地震の規模(マグニチュード)が大きくなくても揺れは激しく、大地が変形します。 活断層のタイプは主に、正断層、逆断層、横ずれ断層の三つで、阪神大震災は横ずれ断層です。
逆断層の場合はエネルギーが分散せずに集中するので、建物などへの被害が大きくなるといわれています。 今問題になっているのは活断層の上の原発です。 約12万~13万年前よりあとに動いたことのある活断層の上には、原発の重要施設を建設できないって法律で決まっていますが… 原子力規制委員会調査団が、敦賀原発(福井県)と東通原発(青森県)に活断層の可能性があるとしました。 事業者側は反発しています。 日本原子力発電は「到底受け入れがたい」、東北電力は「活動性はない」としています。 しかしなぜこのような所に原発をたてたのでしょうか。 建設された当時は地震研究が今ほど進んでいなかったので、活断層があるとは分からなかったのです。
阪神大震災の後、地震による原発事故の可能性を警告する専門家がいましたが、事故は起きてしまいました。 建設ラッシュの時と違い、今は地震活動期なので、史実や専門家の警告に耳を傾けて、できる限りの安全を確保してほしいものです。 もし起きなかったら「よかった」って安心すればいいだけですもんね。 可能性があることはいずれ必ず起きる…カップもいつかは割れるのと同じです。 火達磨くんがカップを上にあげると、手を滑らせてしまいました。 文太さんが見事割れるのを防ぎました。

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