メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

漫画で解説

アトピーの原因の巻

汗で症状が悪化…かゆくてつらい皮膚炎の対処法 

[PR]

アトピーは汗をかいたうえかきむしるのは特によくありません。 汗をかくと元々皮膚にあるカビの作り出すたんぱく質が溶け出してかゆみの原因物質と反応し、アトピー性皮膚炎を悪化させます。 汗アレルギーということなのでしょうか。 アトピー性皮膚炎患者の8割はそうだと言われています。
アトピー性皮膚炎の原因はよく分かっていない点も多いです。 1920年代、新たに見つかったアレルギー症状に「アトピー」(ラテン語で「非定型」)と名付けましたが、アレルギーとあまり関係ない皮膚科疾患の名称にも「アトピー」を借用しました。 アレルギーではないのでしょうか。 アレルギー反応というのは、体内に侵入した異物(抗原)に対抗する物質(抗体)が過剰にできてしまうことです。 抗原(カビ、ダニ、汚染物質など)が肥満細胞(免疫に関する細胞)を刺激し、igEという抗体ができます。 抗原抗体反応に対し抗原がさらに刺激を加えることで、科学伝達物質が生成され、ぜんそくやアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、おう吐や下痢を引き起こします。 アトピー患者の8割は抗体の一種である「igE」の血中濃度が高いです。 しかし、残りの約2割の人はigE値が正常で、逆にigE値が高くてもアトピーじゃない人もいます。 アレルギーのようであり、アレルギーでもない、二面性がある疾患です。
何をもってアトピーと診断するのでしょうか。 かゆみがある、乳児で2ヵ月以上、その他は6ヵ月以上続く、特徴的なぶつぶつができる(湿疹、左右対称また繰り返し出る部位がある)です。 本人または家族に次のような症状があると発症しやすいです。 気管支ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎。 乳幼児だけでなく、大人の有症率も上がっています。 治療の基本方針は、湿疹の原因を見つけて取り除く、薬で反応を治める、皮膚を健康に保つ、の三つです。
薬とはステロイド剤ということで、副作用が怖いですね。 副腎皮膚ホルモン剤のことで、適量をきちんと塗れば効果はあります。 医師の指導に従って必要最低限の量を使えば悪くなることはないので、勝手にやめないようにしましょう。 しれからお風呂では肌をこすらずやさしく洗うことや、せっけんをきちんと洗い流し、入浴後5分以内に保湿することが大切です。 アトピーは原因が複合的で治療に時間がかかるので、焦らず根気よく付き合っていきましょう。

おすすめ記事

広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 台風19号 死者40人、不明19人に 毎日新聞まとめ

  2. 路上生活者の避難拒否 自治体の意識の差が浮き彫りに 専門家「究極の差別だ」

  3. 路上生活者、台風19号の避難所入れず 台東区「住所ないから」

  4. 「きょうはただの試合ではなかった」 日本代表、台風の被災者に心寄せるコメント相次ぐ

  5. 早朝の決壊、避難できず 台風19号

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです