人口爆発に食糧不足 地球にもやさしい解決策はこれ!
善蔵さんは今にも暑さにやられてしまいそうです。
文太さんのお店で涼んでいこうとしています。
するとアンジェリカがやってきました。夏バテ防止には虫が一番だと言って何か食べさせられてしまいました。
カリッとしてておいしかったようです。
実はイナゴの佃煮で、長野県や福島県などで郷土料理として愛されてきたそうです。
国連食糧農業機関(FAO)は13年5月食糧危機に備え、昆虫食を提案する報告書を発表したのです。
世界人口約71億人のうちアジア、アフリカ、中南米を中心に少なくとも20億人が実践しているそうです。
昆虫食の利点は二つあります。
たんぱく質やビタミンなどの栄養価が高く、栄養失調児の補助食品に最適です。
そして牛や豚などの家畜に比べて飼育効率が良く、排出する温室効果ガスが少ないということです。
途上国の女性や小作人ら社会的弱者にも簡単に集めたり育てたり売ったりできるので雇用が生まれるのも利点ですね。
栄養豊富で安く手に入れられ、地球にもやさしい料理ってことですね。
太古から人類は豚や牛より前に昆虫を食べて生きてきました。
米コロラド州の洞窟で見つかった西暦650年頃の貯蔵食料にバッタが混じっていました。
日本でも石器時代の人のフンの化石から甲虫の羽が見つかっています。
そんなわけで、最近では昆虫料理の研究家が試食会を開いているということです。
例えば、ある日の献立は「アリの子入りヨーグルト」「ジャイアントミルワームのつみれ汁」「カイコ尽くし丼」です。
参加者は20~60代の男女約20人で、手分けして調理しています。
殺虫剤のかかっていない個体を選び、バッタは脚や羽を取り除きましょう。
ということで、これだけブレイクしている昆虫食、いつ食べますか?と2人に問い詰められている善蔵さん…。
そう言われると…今でしょ!と言って食べていますね。
するとギョロ星人が突然現れ、そんな人材を待っていたと喜んでにこやかですね。