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漫画で解説

海底ケーブルって何?の巻

国際通信の99%は海路で! グローバル社会を支えるインフラ 

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ケビンが電子郵便を使っています。 米国の友人にビンテージのスニーカーを手に入れてもらうよう頼んだようです。妻のアンジェリカには内緒にしているようですね。 それにしても、日本から米国へどうやって電子郵便を届けるのでしょうか。 海底ケーブルを通っているのです。 南極大陸以外全ての大陸が海底ケーブルでつながっています。
ケビンは衛星からだと思っていたようですね。 例えば、日米間なら通信衛星を経由すると7万2000キロ。 でも海底ケーブルなら9000キロで済むのです。 1秒間の通信容量は、海底ケーブルだと(光ファイバー1本あたり)DVD102枚以上、通信衛星だとDVD1枚以下と、通信できるデータの量も海底ケーブルの圧勝ですね。 1本の海底ケーブルには何本もの光ファイバーが入っているのです。 衛生に比べ、雨や風などの影響も受けにくいので、安定性もバツグンです。 海底ケーブルと呼ぶくらいですから、海の底に沈んでいるのでしょうか。
日米間の場合、一番深いところで8000メートルの海底にあります。 ちなみに、深いところのケーブルが細く、浅いところのケーブルが太くできています。 岩や沈没船など障害物があったり、サメにかじられることもあるので、水深1000メートル未満のところではケーブルを埋めるのです。 ケーブルを埋めるのはとても大変そうですね。 調査から2年半以上かかることもあるそうです。 世界初の海底ケーブルは1850年ドーバー海峡に作られました。 日本では1871年、デンマークの通信会社が長崎と上海、ウラジオストクの間に敷設し、日欧間の国際通信が可能になったのです。
1876年に電話が発明され、1891年ドーバー海峡に世界初の電話用海底ケーブルを敷設。 1980年代には光ファイバーによる海底ケーブルが開発されてから世界中に光海底ケーブル網が張られ… 今では日本の国際通信の約99%が海底ケーブル経由と言われています。 ケビンにアンジェリカからメールが届きました。 ビンテージのスニーカーのことを怒っているメールですね。 どうやらケビンは送り先を間違えたようです。 これは帰ったら大変ですね…。

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