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漫画で解説

ヘイトスピーチとはの巻

口に出して言っていいこと悪いこと…人種差別になる場合 

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ヘイトスピーチとは特定の人種や民族に対して差別的な言葉でののしること。 10月7日、京都地裁は「在日特権を許さない市民の会(在特会)」の街宣活動が人種差別撤廃条約の禁止する「人種差別」であると認めました。
事実上の人種差別と認めた判決は初めて。 在特会は09年~10年にかけて京都朝鮮第一初級学校(当時)の校門前に押しかけ、拡声器で怒号を浴びせ、学校事業に損害を与えた、ということです。 訴訟になった件以外でも、東京や大阪のコリアンタウンで嫌がらせ行為を。 被告側は「言論活動」と主張していましたが、退けられました。 刑法の名誉毀損や脅迫罪は民族などの「集団」が相手である場合、取り締まることはできません。 根拠なった条約は1965年に国連総会で採択され、締約国に人種差別を禁じるための立法を義務づけています。
10月7日現在で締約国は176カ国。 日本は95年に加盟しましたが、人種差別をあおる行為を違法化する4条は保留しています。 外国ではヘイトスピーチを規制する方法は刑法で行為者を処罰するものと人権法で被害者を守るものの主に2種類。 国によって人種差別のニュアンスは違うものの、ネットの普及を背景に近年は多様化しているようです。 ネットの世界は独り善がりになりやすく、極端な思考に染まってしまうのかもしれません。 ヘイトスピーチに抗議する「カウンター」と呼ばれる活動もネットを通して拡大。
9月には「ヘイトスピーチに反対する国際ネットワーク(のりこえねっと)」が設立されました。 ネット上での誹謗中傷の削除要請や差別禁止の立法化に向けた活動も行っています。 しかし、ヘイトスピーチ問題への関心はまだまだ。 言葉を尽くして話し合いをするのが、人として大切なことではないでしょうか。

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