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漫画で解説

トラブル続きのJR北海道の巻

相次ぐ脱線、運転士がATS破壊…一体どうなってるの?

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自動非常ブレーキが利かない状態で走っていて問題となった特急「オホーツク」。 衝突や脱線の危険もあったんだとか。 10月7日、JR北海道はオホーツクの自動列車停止装置(ATS)の部品が不適切な状態だったと発表しました。 それだけでなく、今、JR北海道はトラブルが次々と明らかになっています。
9月19日、JR函館線の大沼駅構内で貨物列車が脱線。 レール幅が基準より広がっていたにも関わらず、放置していました。 調べてみたところ、事故現場だけでなく、計267カ所で線路の異常を放置していたことが判明。 旧国鉄時代から28年間、現在の基準に比べて最大3ミリ幅が広がったままだったそう。 他にも、4月8日には停車中の特急北斗20号から出火したり、5月5日には走行中の特急スーパーカムイ6号から出火したり、9月7日にはATS部品を運転士がハンマーで破壊したりと問題が次々に発覚しています。
2011年にも特急の脱線炎上事故が起きました。 北海道は土地が広い割に人口が少ないため、札幌とその周辺を走る1割程度を除くとほとんどが赤字路線。 さらに、冬の寒さや雪のために車両や線路が痛みやすく、除雪費用もかさみます。 ディーゼル車が主体で電車は半数以下、国鉄時代の車両もまだ使っているんだとか。 国土交通省によると、整備の修理にかかる費用はJR7社平均の2倍にもなるということで、赤字になるのも無理はありません。 1987年の民営化時より社員数は約6000人も減少。 新入社員も少なく、補修用資材も不足しているそうです。
国からの「経営安定基金」の利子で赤字を埋めていますが、道内唯一の鉄道会社だからと慢心しているという指摘も。 函館線の脱線事故以来、国交省はJR北本社などの「特別保安監査」(立ち入り検査)を行いました。 今後、監査を受けて「事業改善命令」が出るでしょう。 命令を受けた企業は問題点をどう改善したかを国交省に報告する義務が。 安全管理や技術向上のため、JR各社に協力してもらうようです。

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