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漫画で解説

両陛下の埋葬方法の巻

土葬ではなく火葬に…熟慮を重ねたお二人の「終活」とは?

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天皇・皇后両陛下のお墓が従来より規模を縮小するそうです。 1989年」2月の昭和天皇のご喪儀は戦前の法令に従って大がかりに行われましたが、今の両陛下は国民生活や環境への負担が減るようにと1617年に亡くなった御陽成天皇以来となる仮葬を希望されています。
埋葬は東京都八王子市の武蔵陵で、お二人で計約7870平方メートルで、昭和天皇・皇后陵合計面積より4割程度小さくなります。 土葬でなくてはいけないわけではなく、703年持統天皇が初の火葬とされました。1654年御光明天皇は儒教の影響で土葬になり、幕末には尊王論が高まり1867年孝明天皇は陵墓も造られ土葬に、明治天皇からは神式です。
宮内省は両陛下の陵を隣り合わせにして全体で一つのような形にしつつ、祭祀を別々に行えるよう鳥居や拝所はそれぞれに設けることにしたそうです。 天皇家を政治に巻き込む恐れがあるにもかかわらず発表に至ったのは、皇室のあり方を含めた日本の文化・伝統の残し方について国民に広く問題提議されているのかもしれません。
課題はほかにもあります。今回の検討は皇室行事に関するものでしたが、一般の葬儀に当たる神式の「葬場殿の儀」の場所はまだ決まっていません。引き続いて行われる国の行事「大喪の礼」と絡む問題だからです。 政教分離の原則を守るため昭和天皇の時は二つの式の合間に鳥居を急いで撤去したのです。

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