メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

漫画で解説

児童養護施設って?の巻

日テレのドラマで注目…子供たちが入所したさまざまな事情とは 

[PR]

児童養護施設とは、いろいろな事情で親と一緒に暮らせない、または、親を失った1~18歳の子供が入る施設のこと。 事情があれば、20歳までいることが可能です。 事情は様々ですが、病気で働けなかったり、経済的に苦しかったりすることが挙げられます。 しかしながら、最近は入所理由の半数以上を親の虐待が占めているんだとか。
「虐待」には暴力の他に、「育児放棄」や「養育拒否」も含まれます。 元々は戦災で親を失った孤児たちが浮浪化することを防ぐための施設で、「孤児院」と呼ばれていました。 当時は逃げないように裸にしたりと施設でひどい扱いを受けていたそうです。 現在は一人親家庭でストレスや病気になって育てられなくなるケースが多いとか。 90年代後半から05年ごろまでは入所者数が増加していましたが、最近は減少傾向にあります。 学校や親、本人から相談を受け、児童相談所を通じて入所。 12年は全国約580施設で約3万人が生活していました。
全国児童養護施設協議会の09年の調査によると、6割の施設では20人以上が一つの生活棟で暮らしているんだとか。 児童指導員や保育士が24時間態勢で、一緒に生活しています。 虐待や発達障害などの特別なケアが必要な子供も増えていて、専門相談員や心理療法担当職員を置くところも。 子供1人当たり計24万円が施設に支給されますが、人件費は慢性的に不足している状態です。 また、18歳を迎えると施設を出なければなりませんが、身寄りのない若者が自立するのはきわめて大変なことでもあります。
12年に高校を卒業した施設出身者の大学進学率は11%。 同じ年の高校卒業生の全国平均は54.3%なので、4分の1という計算になります。 国から支給される支度金は最高で約22万円。 奨学金を受けられる人はほんの一握りです。 施設などに学用品を寄付する運動があったことを覚えている人も多いことでしょう。 伊達直人さんのタイガーマスク運動です。 運動の先駆けとなった男性は、早くにお母さんを亡くした後、親戚の家を転々とし、つらい思いをしたんだとか。

おすすめ記事

広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 相模原殺傷 被告に死刑求刑「障害者を殺りく、残忍で冷酷無比」 横浜地裁公判

  2. 「みんなしゃべれます」泣き叫ぶ職員 やまゆり園での犯行詳細が明らかに 相模原殺傷

  3. 終わらない氷河期~疲弊する現場で 「どれくらい子どもたちと話していないだろう」 51歳個人配送業男性のため息

  4. 相模原殺傷被告、障害者排斥の主張変えず 「死怖い」極刑は恐れ

  5. 東京マラソン 一般参加者の縮小検討 新型肺炎受け「あらゆる想定している」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです