メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

大衆作家・ガルシア・マルケス

愛され、くさされ、ボロボロになるまで読まれる作家

ガルシア・マルケスの小説の舞台、コロンビア北部のグアヒーラ地方で

 さて、この連載のタイトルである。「大衆作家」と聞いて、あれ?っと思う人が結構いるのではないだろうか。

 ガルシア・マルケスというと、もっと、一筋縄ではいかない作家、難解で、分厚い辞書や登場人物の家系図を傍らに、細かなノートを取りながら、判読していく作品群。相当な本読みでないととても読みこなせない知の集積といったイメージを抱いている人が意外に多いのではないだろうか。ボルヘスやウンベルト・エーコのようなイメージ。

 マルケスが「大衆作家」だというのは、私が彼の生地、コロンビアでたどりついた結論だ。大衆というとちょっと一段低く見た感じがあるが、その一つの要素は物書きにとって最も大切なことなのだが、とにかく庶民によく読まれているということだ。

この記事は有料記事です。

残り6811文字(全文7131文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」

  2. 政府への怒り・いら立ちが書き込みの大半に 一部でマスコミ批判も 毎日新聞世論調査

  3. 爆笑問題の田中裕二さん、くも膜下出血・脳梗塞で救急搬送され入院

  4. NY株、過去最高値を更新 ナスダック、SPも 米新政権の経済対策が後押し

  5. ORICON NEWS 新型コロナワクチン、6割超「受けたくない」 女子高生100人にアンケート

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです