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“政界のウラ”を読む

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(2)激しさ増す安倍支持層の「流動化」

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かりゆしウエアを着て笑顔を見せながら閣議に臨む安倍晋三首相(中央)ら=首相官邸で2014年6月3日午前8時26分、森田剛史撮影
かりゆしウエアを着て笑顔を見せながら閣議に臨む安倍晋三首相(中央)ら=首相官邸で2014年6月3日午前8時26分、森田剛史撮影

 安倍晋三内閣の支持率は依然高い。それゆえか内閣のバランサー役を担ってきた菅義偉官房長官も、「来秋の自民党総裁選に再選され、2018年まで政権は継続されるべきだ」と、新聞のインタビューに答えている。しかし、マスコミ各社の世論調査をみると、安倍が執念を燃やす集団的自衛権の憲法解釈の変更をはじめ、原発再稼働など、個別政策では圧倒的な支持は得られていない。さらに注目すべきは、最近の調査では、「支持政党なし」と答えている無党派層も増加傾向にある点だ。

 5月の毎日新聞の調査では、安倍内閣の支持率は前回と同様49%に達しているが、民主党の支持率は6%に過ぎず、安倍政権を脅かす政党の出現は見受けられない。その一方で、政党支持率で見ると、「支持政党なし」が、前回(41%)よりも増え43%と、自民党支持の31%を大きく上回っている。同時期の共同通信の調査でも、「支持政党なし」層は、39.5%と前回(38.3%)に比較すると増加傾向にある。

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