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漫画で解説

松本サリン事件から20年の巻

未曾有の毒ガス殺人…警察と報道が忘れてはならない間違いとは

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1994年、長野県松本市で猛毒のサリンがまかれ、8人死亡、100人以上が重軽傷となりました。 それは後にオウム真理教が起こした事件だと判明しました。
教団は土地を手に入れると住民から訴訟を起こされ、裁判を妨害するために裁判官官舎を狙いました。 しかし、長野県警は第一通報者の河野義行さん宅を家宅捜索しました。 河野さん宅がサリンの発生源だと断定し、薬品を押収しました。 また、各新聞社は「河野さんが農業の調合を間違えたと話した」という事実無根の記事を載せました。
各紙は十分な裏付けのないまま情報を紙面化してしまいました。 長野県警も河野さんを問い詰めました。 また、各紙が同様の記事を載せたことからそれぞれが「大丈夫だろう」と思ってしまったのでしょうか。
長野県警が河野さんに直接謝罪したのは事件から8年後でした。 松本サリン事件の裁判は2011年に1度終結しましたが、その年のおおみそか以降指名手配の3人が逮捕されオウム裁判はまだ決着していません。 思い込みが報道被害を招いてしまいました。 重い教訓として記憶しなければならない事件でした。

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