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インターネット上のサービスの利用者が、自分のアカウント(利用のための権利)を何者かに乗っ取られる「不正ログイン」が相次いでいる。複数のサービスで同じIDとパスワードの組み合わせを使い回す人に被害が拡大しており、専門家は「サービスごとにパスワードを変更して」と呼びかけている。
被害を公表しているのは、▽無料通話アプリ「LINE(ライン)」▽「ニコニコ動画」を運営するドワンゴ▽SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の「mixi(ミクシィ)」▽ブログなどを運営する「はてな」。悪意を持った何者かがそれぞれのサイトに不正アクセスを試み、盗み出したアカウント情報を使って他のサービスにも攻撃を仕掛けることで被害が拡大している。
この手口は、利用者が同じIDとパスワードの組み合わせで複数のサービスを利用していることに目を付け、盗んだアカウント情報をリストのように使って不正ログインすることから「リスト型アカウントハッキング」と呼ばれる。
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