吉田調書

公開 当時の混乱伝える証言 生々しく

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福島第1原発の免震重要棟で行われた本店(東京都)や原子力安全・保安院とのテレビ会議の様子。発言者は吉田昌郎所長。撮影は2011年5月30日(東京電力提供)
福島第1原発の免震重要棟で行われた本店(東京都)や原子力安全・保安院とのテレビ会議の様子。発言者は吉田昌郎所長。撮影は2011年5月30日(東京電力提供)

 ■「減圧」「注水」綱渡り 現場知らずの命令

 世界を震撼(しんかん)させた東京電力福島第1原発事故について、政府の事故調査・検証委員会が関係者に実施した聴取結果書が公開された。特に注目されたのが、現場指揮官の吉田昌郎所長の「吉田調書」。暴走する原子炉とどう向き合い、200キロ以上離れた東京の東電本店、首相官邸と時に対峙(たいじ)しながら何を思ったのか。生々しい数々の証言は、事故から3年半がたった今も、緊迫感を伝えている。(肩書、組織はすべて当時)

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