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キーパーソンインタビュー

「弱いつながり」出版 「偶然である出生から考えたい」 東浩紀さん

あずま・ひろき 1971年、東京都生まれ。93年に「ソルジェニーツィン試論」で批評家デビュー。99年に「存在論的、郵便的」(新潮社)でサントリー学芸賞、2010年に「クォンタム・ファミリーズ」(河出文庫)で三島由紀夫賞を受賞=14年8月29日、石戸諭撮影

 1990年代に若くして論壇デビューを飾り、気鋭の批評家として活躍してきた東浩紀(あずま・ひろき)さん(43)の新刊「弱いつながり−−検索ワードを探す旅」(幻冬舎)が話題になっている。難解な現代思想をベースに現代社会を読み解いてきた東さんによる、初めての「人生論」だ。著作のキーワードは「旅」「観光客」「検索」……。大学教授のポストを蹴って、独立系出版社、イベントスペースの開設など独自のキャリアを形成してきた東さんがいま、何を考えているのか。ロングインタビューでお届けする。【聞き手・石戸諭/デジタル報道センター】

 −−今まで難解と言われてきた東さんの著作ですが、今回は非常に平易に書かれています。今回の「弱いつながり」では今までの読者層よりも広くターゲットを想定しているように思えます。

 東さん 「弱いつながり」は、これまでの僕の熱心な読者層が結構沈黙している不思議な本です。その分、別の読者層に広がっているとも言えますが、今までとはかなり変わった読まれ方をしているのは間違いない。

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