連載 図解で納得 毎日新聞デジタルの「図解で納得」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。 連載一覧 図解で納得 50ミリの大雨って? 2014年9月23日 09時52分(最終更新 9月23日 09時52分) 27文字 Twitter Facebook はてなブックマーク メール リンク 印刷 50ミリの大雨って? 「1時間に○ミリの豪雨」…どれくらい危険か図解します 1時間に50ミリの大雨はどのくらい危険なのでしょうか? 1時間に50ミリの大雨が降ってケビンの大事なタンクトップはずぶぬれです。 最近では広島や北海道で特別警報が出ました。 雨量とその危険性について解説します。 2014年8月19~20日にかけて、広島市に降った大雨。同市安佐北区三入では、降り始めてからの降雨量が243ミリに達し、観測史上1位となりました。 死者74人もの被害を出した、想像を絶する雨の降り方です。 1時間に降る雨が30ミリを超えると、災害の危険性が一気に高まります。 自動車での高速走行時にはブレーキが利きにくくなるハイドロプレーニング減少が起こることもあります。 50ミリ以上になると、屋外に出ても水しぶきの影響で視界が悪くなるため、自動車の運転は危険です。 避難するときにも十分な注意が必要です。 自動車での避難も危険です。 大雨災害は、どんな場所でも起こりうる災害です。 ハザードマップの確認や居住地域の災害史を学ぶなど、いざという時のために知識を身に付けておきましょう。 最新の気象・災害情報を手に入れることも大切です。 都市の排水機能は、基本的に毎時50ミリの雨を基準に設計されています。 しかし「ゲリラ豪雨(局所的な大雨)」では10分間に20ミリ以上降ることもあり、地下街などに雨水が流れ込む事態になります。 短時間にピンポイントで降る大雨を、正確に予測することは難しいため、他人任せにせず、状況に応じて自分で自分の身を守ることが大切だ。 1時間に50ミリの大雨が降ると、地下への浸水、マンホールからの水の噴き出しや土砂災害の恐れがあります。 油断せず、危ないと思ったら自ら行動し、身を守りましょう。 次の記事 119番、その前に… 前の記事 魔法の「塩レモン」 次に読みたい 被災を証明する手続きの巻 命を守る行動を!の巻 地震、台風…自然災害に備えよう!の巻 土砂崩れから身を守る 関連する特集・連載など 連載 図解で納得 毎日新聞デジタルの「図解で納得」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。