メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

旧ソ連を歩いて

(10)ウクライナ東部・親露派の声

戦闘車両の乗員を募集する親露派武装勢力の張り紙。宿営地では軍服や食事が支給され、訓練が実施されると書かれている=ウクライナ東部ドネツクで2014年9月13日午後、真野森作撮影

 政府軍と親露派武装勢力が停戦に合意し、安定化へ向けた動きが注目されるウクライナ東部情勢。今、そこに生きる人は何を考えているのか。9月中旬にドネツク州を歩き、出会った人々の生の声を3回に分けて紹介する。

 ロシア語が日常的に使われている現地でも、思いは一様ではない。親露派だけではなく政権支持派もおり、どちらともつかない人もいる。1回目は親露派勢力のメンバー2人へのインタビューから。中央政府への長年の不満や、ロシアへの親近感が伝わってきた。【真野森作】

 9月5日の停戦まで激しい戦闘が続いたドネツク州の州都ドネツクに同12日入った。首都キエフから特急列車で東へ6時間、さらにタクシーに乗り換えて4時間かかった。翌日の夜、中心部にあるホテルのレストラン前で、親露派戦闘員の中年男性を見かけた。取材を申し込むと、自動小銃を肩にかけたまま質問に答えてくれた。

この記事は有料記事です。

残り2103文字(全文2479文字)

真野森作

1979年生まれ。2001年入社。北海道報道部、東京社会部などを経て、13~17年にモスクワ特派員。ウクライナ危機を現場取材した。20年4月からカイロ特派員として中東・北アフリカ諸国を担当。著書に「ルポ プーチンの戦争」(筑摩選書)がある。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 質問15項目に菅首相答弁わずか10分 野党反発、与党も「さすがにまずい」

  2. 核兵器禁止条約、批准国で順次発効 締約国会議はオーストリア開催へ 日本参加は?

  3. 二階氏「ケチつけるな」に見え隠れする「権力集中の弊害」

  4. バグダッド中心部で自爆テロ 32人死亡、110人負傷

  5. 政府への怒り・いら立ちが書き込みの大半に 一部でマスコミ批判も 毎日新聞世論調査

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです