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「のさり」と生きる 水俣

第5回止 流れる時 寄り添う心

東大助手時代にかかわった大学闘争の資料を見つめる最首悟さん(右)と丹波博紀さん。ちょっと変わった「師弟」関係だ=横浜市旭区の最首さん宅で2014年9月、平野美紀撮影

 今年7月、東京都内で開かれた水俣病支援の報告会で私は一人の研究者に会った。和光大などで環境社会学(水俣論)を教える丹波博紀さん(35)だ。会場で売られていた本をぱらぱらとめくっていたら、「これ、僕が関わったものなんです」と声をかけてくれた。本は水俣病の「不知火海総合学術調査団」に参加した和光大名誉教授、最首悟さん(78)の著作。丹波さんは最首さんを「師匠」と仰ぎ、この本では、最首さんが1990年代に記した水俣関連の文章を集める過程で関わった。最終回は、水俣病を当事者の「外側」から見つめる人々の物語である。【平野美紀/デジタル報道センター】 

 丹波さんが、親子ほども年の離れた最首さんと出会ったのは、大学受験に失敗し、浪人していた19歳の冬だ…

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