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漫画で解説

ラジオの時間の巻

「ナイナイのANN」終了…深夜放送が培ってきた文化とは

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20年6カ月続いたニッポン放送の「ナインティナインのオールナイトニッポン」が9月26日で最終回を迎えました。 ANNは、1967年から続いて来た長寿番組です。放送時間は月曜から土曜の深夜から未明にかけて。 パーソナリティーは毎日替わります。 過去にはビートたけし、所ジョージ、デーモン木暮閣下、中島みゆきらが務めました。 番組のテーマソングは「Bittersweet SAMBA」という曲です。
八木君は「ぺんぺん草」というラジオネームで、番組に投稿していたそうです。 こういうリスナーは「ハガキ職人」と言われました。 現代ではメールが主流になりましたから、「ネタ職人」と言われています。 ちなみに「電リク」は「電話リクエスト」の略です。 かつてはFM専門誌がいくつかありましたが、2001年を最後に、休刊してしまいました。 昔のラジオの楽しみ方といえば、FM専門誌の番組欄で、放送される曲名や時間を「エアチェック」し、ラジカセをスタンバイ。カセットテープに録音し、日付や番組名を書き込んで整理していました。
ところが、CDの登場で「エアチェック」は廃れました。 更に80年代以降に民放FMが多極化して競争が激しくなり、生放送が主流になりました。 雑誌に曲名や放送時間を事前に掲載するのは不可能になったので、雑誌も廃れていったのです。 ところで、NHKの放送終了後に流れる「JOAK」って何でしょう。これは「コールサイン」。 国際無線電信条約で、日本の無線局の符号は全て「J」で始まると決められているのです。 JOAKの放送が始まったのは1925年。関東大震災の2年後だったので、正しい情報を流すラジオはとても貴重だったのです。 2011年3月に発生した東日本大震災の際にも、仙台市民の8割はラジオを利用したそうです。
放送局から離れた場所や、山間部や高圧線の下などではラジオが聞きにくくなります。 テレビなどの家電から離したり、窓際にラジオを置いたりすると聞こえが良くなります。 インターネット放送でラジオも聴ける時代。 「ラジコ」が代表的です。IPアドレスから端末がある地域を判別して、その地域で放送されている番組を配信する「IPサイマルラジオ放送」というもの。 世界中のラジオを聴けるスマートフォンのアプリもあります。 「ナイナイのANN(オールナイトニッポン)」は終了しますが、「ナイナイ岡村隆史のANN」として継続します。

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