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漫画で解説

マイナス金利って?の巻

銀行にお金を預けると損をする!? 世界経済の今をおさらい

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欧州中央銀行(ECB)が2014年6月にマイナス金利を導入しました。 マイナス金利とは、銀行にお金を預けると手数料を取られる金融政策です。 民間銀行の口座が対象なので一般預金者は無関係。 その一部に年0.1%のマイナス金利を付けました。
ユーロ圏では物価上昇率がゼロに近づいています。 「日本型デフレ」への懸念が強まっているため、マイナス金利が導入されました。 銀行に「手数料を負担するなら個人や企業にお金を貸した方がまし」と考えさせ景気を刺激する狙いがあります。 最も期待されているのは高止まりしているユーロの値下がりです。 日本で導入されている、中央銀行が市場から国債などを買い市場にお金を大量に供給する「量的緩和」は、通貨の価値が下がりインフレの心配があるのでドイツなどが反対しています。 日銀は14年9月に初めてマイナス金利で国債を買い入れたとみられています。預金金利ではなく利回りがマイナスになりますね。
買うと損するものをなぜ日銀が買うのかと言えば、マネタリーベース(資金供給残高)を「2年で2倍に増やす」異次元緩和を実施しているからです。「アベノミクス」の「第一の矢」ですね。 マネタリーベースとは、世の中に出回っている現金と金融機関が日銀に預けている「当座預金」の残高の合計です。中央銀行が国債を買うと金融機関にお金が渡ります。 そのようにして世の中のお金の量を増やしているのです。 米国では08年9月のリーマン・ショック後3回にわたって実施してきました。
FRBは14年10月に量的緩和を終わらせ、今ゼロの金利も徐々に上げることを検討しています。 ゼロ金利も量的緩和も一歩間違えればバブルを招く異例の政策です。 やめるタイミングが難しく、市場ではゼロ金利維持の方が株価が上がる事態が続いているのです。

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