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漫画で解説

青色LEDって?の巻

日本発の技術、ノーベル物理学賞! 15億人を照らす3人の軌跡

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青色LEDを開発した日本の3人がノーベル物理学賞を受賞しました。 LEDとは発光ダイオードのこと。半導体の結晶に電圧をかけて電気を光に直接変えるため効率が良く長持ちします。
人間の目に見える赤・青・緑の基本の3色の光を「光の三原色」と言い、組み合わせるとほぼすべての色を表現できます。 赤と緑のLEDは1960年代に実現しましたが、青色はより高いエネルギーが必要なので難しかったのです。 81年、赤崎氏は窒化ガリウムをガス状にして結晶を作る実験を始め、教え子の天野氏とともに85年に結晶の作成に成功しました。そして、89年に世界で初めて明るい青色の発光を実現しました。 中村氏は窒化ガリウムを基盤上でじかに結晶化させる方法を開発。 量産化が可能になりました。
93年に製品化、白いLEDは96年に実現しました。 中村さんは受賞後、自身の原動力は「アンガー(怒り)」と語っていました。 開発当時務めていた徳島県の精密機械メーカー「日亜化学工業」と特許を巡って訴訟になったことがあるからです。 青色LEDは特許を取得しましたが、この件で中村さんが会社から受け取った報酬は2万円だったそうです。 退社後の01年、正当な対価を求め提訴し、会社が8億円余を支払う代わりに、中村さんが404の特許を含む全ての対価を請求しないことで和解しました。
LEDは21世紀の照明として既に幅広く普及しています。 例えば、照明としては2000年代後半から、特に東日本大震災後は節電のため広がりました。白熱灯の5分の1程度の消費電力で、同じ明るさなら蛍光灯より小型にできます。 ノーベル賞受賞は「15億人以上の生活の質が向上した」というのが理由です。

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