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漫画で解説

ISって?の巻

欧米諸国、日本からも参加志願者 一体なぜ引き寄せられるのか

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イスラム過激派の中でも最も過激なイスラム過激派組織「イスラム国」(IS)。 国境線などを完全に無視し、イラクやシリアで勢力を拡大している過激派組織です。 それが今、「IS」と呼ばれるようになりました。そこに、欧州などからも「戦闘員」として数多くの若者が合流しているのです。
従わなければイスラム教徒であっても市民を公開処刑する…。 そんなヤバい組織に、欧州の若者の一部がハマっているのです。 中東に渡った欧州の若者の半数は、イスラム教徒の移民家庭出身。 差別や失業など、行き場のない怒りや不安からイスラム国の戦闘員になるのです。 国別では、英国500人、ドイツ400人、フランス900人、ロシア800人、モロッコ1500人、サウジアラビア2500人、チュニジア3000人、オーストラリアも250人、アメリカでも数十人とみられます。 しかし、イスラム教と無関係な若者が参加する例も多くなっています。 背景にはISの巧みな広報戦略があります。 ウェブ広報誌「DABIQ」などで、若者たちを勧誘します。 日常に居場所を見つけられず、「ヒーローとして生き、死にたい」と、自らイスラム教に改宗する若者が後を絶たないのです。 そうした若者たちがSNSなどで似た考えの仲間たちと集い、過激思想に染まっていく。 ISは誘拐や「通行税」などで稼ぎ、資金も豊富。 戦闘員には給料も支払われるとも言われています。
欧州諸国の中でも特にフランスは、ISに肯定的な意見を持つ人が多いと言われます。 ロシアの「ICMリサーチ」によると、18~24歳までの若者で肯定的な意見を持つのは英国で4%、ドイツで3%だったのに対して、フランスでは27%に上ります。 フランス政府は、外国人も含めたフランス在住者約930人が過激派の戦闘に参加したと発表。 女性約60人も含まれているそうです。女性も戦うのでしょうか? 戦闘員の結婚相手として、です。 日本人はどうでしょうか。 ISの戦闘員になるためシリアに渡ろうとした大学生が、刑法の「私戦予備及び陰謀」の疑いで警視庁に事情を聴かれました。 就職活動に失敗し、「非日常」に居場所を求めたようです。東京の古書店関係者や元大学教授、フリージャーナリストが関わっていました。
国連安保理は2014年9月、テロ目的で外国に渡航しようとする者を処罰することを加盟国に義務づける決議を採択しました。 生活が苦しい一方、正義感が強く思い込みが激しい火達磨。 弟や妹から「ISに行かないで」と懇願されています。

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