連載 漫画で解説 毎日新聞デジタルの「漫画で解説」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。 連載一覧 漫画で解説 裁判ニュースの基礎の巻 2014年11月22日 09時50分(最終更新 11月22日 09時50分) 22文字 Twitter Facebook はてなブックマーク メール リンク 印刷 裁判ニュースの基礎の巻 人定質問、起訴状朗読って何?…傍聴もできるよ 裁判は原則公開。 興味があれば、実際に傍聴しに行くといいでしょう。 しかし、傍聴希望者が多い場合は、抽選になることも。 法廷内では携帯電話の電源を切り、裁判官の指示に従いましょう。 そもそも、裁判には民事裁判と刑事裁判の2種類があります。 刑事裁判で裁判を起こす(起訴する)のは検察官。 検察官が被告の罪を証明できなければ、被告は無罪となります。 また、民事裁判とは異なり、和解はありません。 「初公判」、「論告求刑」、「判決」が報道されることが多く、冒頭の手続きとして、被告が本人であることを確かめる「人定質問」や被告人が何をしたか検察官が読み上げる「起訴状朗読」などがあります。 不服があれば上級審に「控訴」、「上告」することが可能です。 裁判中の写真や動画がニュースで流れないのは、法廷内に許可なく録音機器を持ち込むことは禁止だから。開廷中の被告の様子は法廷画家のイラストで想像するしかありません。 また、09年からは裁判員制度が始まりました。殺人や強盗致死傷などの重大事件において適用されます。 裁判員制度では素人がショッキングな証拠を見なくてはならないため、心理的負担が大きく、遺体写真を見せられた裁判員が急性ストレス障害と診断されたケースもありました。 そのため、東京地裁は14年7月から、遺体写真が示される予定がある場合、裁判員候補者に予告することにしました。 裁判員の法服が黒なのは、他の色に染まらない公正さの象徴だからです。 次の記事 キュレーションアプリって何?の巻 前の記事 当選確実って何?の巻 次に読みたい 「控訴」と「上告」の違い 再審って何?の巻【12年7月配信】 裁判官の国民審査とはの巻【12年12月配信】 もし裁判員になったら【13年5月配信】 関連する特集・連載など 連載 漫画で解説 毎日新聞デジタルの「漫画で解説」ページです。最新のニュース、記事をまとめています。