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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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プロジェクトを率いる国中均さん

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国中均(くになか・ひとし)さん(54)

 「50年以上に及ぶ日本の宇宙開発の蓄積によって、やっと船ができた。今できる最高の機器だ」

 30日に種子島宇宙センター(鹿児島県)から打ち上げる小惑星探査機「はやぶさ2」の開発・運用のトップ。初号機でイオンエンジンを担当したが、今回、さまざまな機器やシステムを一つの探査機にまとめ上げる苦労は別物だった。「順調な話は一つもなく、耳に入るのはうまくない話ばかり」。部品の納期の遅れなど、技術力だけで対応できない問題では、海外の工場に担当者を派遣して直談判させた。

 2010年に帰還した初号機と姿はほぼ同じだが、機体の7割以上はリニューアル。わずか2年半で開発した。その間、何百回も難しい判断を迫られ、「ひるんだら失敗する。一歩前へと出る選択を心掛けた」。

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【はやぶさ2】

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